歌手の和田アキ子とタレントの上沼恵美子の“確執と和解”について、7月5日発売の「女性自身」が報じた。
同誌によると和田は6月23日、自身のツイッターで上沼と大阪ロケを行ったと報告。在阪のテレビ局プロデューサーの証言によるとNHKの番組で共演が実現したといい、担当者が上沼に企画を持ち込んだところ、上沼は「望むところや!」と二つ返事。和田もオファーを受諾したという。
和田と上沼はこれまで確執が噂されており、その発端は15年末に放送された「あさイチ」(NHK)に上沼がゲスト出演した時だという。番組中に上沼は、1994年に「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めたことを振り返り、「大物女性歌手にいびられた」「横を向いて目も合わせてくれなかった」と告白。その歌手が和田ではないかというわけだ。
今回のロケ現場では2人は人力車に並んで座り、ミナミから通天閣まで30分ほどかけて移動するなど意気投合。串カツ店では2人の直筆サインも残されていたという。同記事は、サインを二大女帝の“歴史的和解”の象徴として締めている。
ネット上では、《不仲説ってよく流れるけど、わりと本人達は気にしてないってこと多いよね》《さすがにもうどちらも丸くなってるよね。対面したら、まず恵美子さんが丁寧に挨拶しそう》《スター同士だから本人たちより周りが、でしょう。本人たちはわかりあえることがありそう》など実際は不仲ではないのではと考える声も多かった。
「実際に和田と上沼は20年10月に放送された『第20回わが心の大阪メロディー』(NHK)ですでに共演を果たし、デュエットもしているので、確執や共演NGということはなさそうです。
上沼は自身のYouTube『上沼恵美子ちゃんねる』でも昨年12月27日に紅白歌合戦の司会を務めた時の舞台裏を激白していますが、その内容は“大阪から来たローカルタレント”という理由で馬鹿にしたような反応をされたというものでした。和田は大阪出身なので、上沼を“大阪から来た”と馬鹿にすることはないと考えられます。
そもそも上沼はこれまで、夫との約束で基本的に在阪局に絞って仕事をしていたため、東京の仕事はほぼありませんでした。和田は東京を中心に活動しているため共演の機会がなかったのもそういったことが理由でしょう」(芸能記者)
確執も和解もなかったということだろうか。
(柏原廉)