7月7日にスタートした竹内涼真主演のドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)。日本国内でも大ヒットとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」のリメイク作品で、父親を亡くし絶望の淵に立たされた青年が、復讐に立ち上がる物語だ。
第1話では、竹内演じる主人公の新が父・信二(光石研)の本社への栄転をきっかけに学校を転校。信二が勤める会社「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男・龍河の執拗な嫌がらせを受ける。さらに龍河の運転する車によって、父が事故死してしまい、この件を茂は金に物を言わせて隠蔽しようとする。ここで大きな注目を集めたのが、香川演じる茂の演技だ。
「例えば物語の終盤、茂が龍河に鶏を絞めるよう強要するシーンでは『ど・ い・つ・に・し・よ・う・か』とアドリブと思われる演技を披露。また、顔芸も話題となり、ネット上には『香川照之、顔芸すごいな』『香川さんの顔芸(失礼!)はやっぱり最高』といったコメントが書き込まれています」(芸能ライター)
竹内は7月7日放送の同局「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。「言ってしまえば、そんなの(アドリブ)ばっかです。香川さんが言ってきたら僕も負けずに返すし、そこのやり方もまったく違う2人みたいな。凄く面白いと思います」と明かした。
この回で、特に視聴者を騒然とさせたのが土下座強要シーンだ。
「ドラマでは、龍河を殴ってしまった新が茂に『君が犯した過ちは自分で償うべきだ。息子の前で土下座をして謝りなさい』と迫ります。さらに龍河によって父を事故死させられ、怒り狂って再び龍河を殴り逮捕される新。ここでも面会に来た茂が土下座を強要。香川の土下座といえば、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)の代名詞。ネット上では『どの世界に行っても土下座主義の香川さん』『土下座だけでキャスティングされたんじゃないか疑惑』などと、多数の書き込みがありました」(前出・芸能ライター)
「香川照之が土下座させてくるせいで完全に半沢直樹と化した六本木クラス」「途中、半沢直樹のリメイクかと思ったw」という声も。「六本木クラス」はもはや“半沢直樹リメイク”にしか見えなくなってきた?
(窪田史朗)