高校時代は1時間目からメイクをし、放課後には渋谷へと向かう。そんなギャルすぎる学生生活を振り返ったのは、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)で、歌手・浜崎あゆみ役を演じて話題となった女優・安斉かれんである。
安斉は中学生の頃から吹奏楽部に入り、楽器を演奏することの楽しさに触れると、高校1年になって歌のレッスンを開始。少しずつ芸能界入りに近づいていったが、私生活では小学4年生の時点で金髪に染めるなど、ヤンチャな日々を過ごし、「高校生の時は全員染めてました」という。
7月10日放送の「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京系)にゲスト出演した安斉は、本格的な“ギャル生活”がスタートした高校時代について「校則ってあるじゃないですか。私の学校、何でもOKだったんで」と説明。「制服もスカート履いていれば何でもいいよ、みたいな感じだったんです。みんなカラフル」と、緩かったルールについて語った。
さらに、「メイクなんて高校生の時、逆にスッピンで行ってたらバカにされるんで。『えっ? 今日はスッピンなの?』みたいな」と振り返ると、「1時間目くらいから、バレないところでちょこちょこメイクして、放課後には出来上がってる。そこから渋谷行く、みたいな」と、定番のルーティンを説明。ほかにも、安斉が通った高校では、文化祭や体育祭のたびにパトカーが3台ほど常備されるといい、「その制服で歩いてるだけで、“持ち検”されます、絶対」という。そうした日々を過ごす中で、「『任意ですか?』って(言葉を)覚えました」と明かしていた。
「ヤンチャな青春時代を振り返った安斉は、初めて異性と交際したのも『中1の頃だと思います』と説明。番組MCのお笑いタレント・博多大吉から『はええよ』と突っ込まれると、ヤンキーとも交際したことがあると告白。地元の先輩らとの“集会”を大事にするヤンキーだったらしく、恋はあまり長続きしなかったようですが、一連の安斉のトークには世間から『ヤンキーキャラやめたほうがいい気がしますが、手遅れですかね』『影響力のある人が学校で化粧するとか言うから、今の若い子がマネして校則や規則がおかしいとか言うんじゃないかな』『こういう話をテレビでする時代じゃない』『学校というのは勉強する場所で、授業中に化粧をすることは恥ずかしいことだし、それをおもしろいことかのように話すこともとても残念です』などの反応があり、あまり好感は抱かれなかったようです」(テレビ誌ライター)
中には、「ヘキサゴン全盛期だったら売れてたかもね」と、木下優樹菜やスザンヌ、歌手・misonoら、人気“おバカキャラ”を多数輩出したクイズ番組「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)の存在を引き合いに出す人も。
しかし、令和のバラエティではヤンチャさを醸し出すようなエピソードについては、なるべく封印したほうが賢明だと言えるだろう。
(木村慎吾)