「山内は終わりました 探さないでください」。そんな文言を残し、“別れ”を匂わせたのは7月11日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)で、その奇抜ぶりを暴露されたお笑いコンビ・かまいたちの山内健司だ。
この日の放送では、大ブレイク中のかまいたち・山内、濱家隆一に加え、ダイアンの津田篤宏、ユースケらが集結。「クイズ・私のことを覚えていますか?」なる企画では、山内が高校時代に片想いしていたという正子さんがスタジオに登場した。
16歳だった山内はクラスメイトの正子さんに意を決して告白するも、交際には至らず、友人という関係を受け入れることに。しかし、山内の強い思いは消えないままで、正子さんへの愛を自身の日記に書き連ねると、最後にはその日記を正子さんにプレゼントしたという。
スタジオには正子さんが25年にわたって保管していた日記の文面を公開。彼女を「うさぎちゃん」と呼び、「本当にチャンスは少ないと思うけど、絶対、回ってくるチャンスを絶対モノにしてやるぜ。うさぎちゃん、ウォーアイニー(愛してるよ)」「うさぎちゃんをずっと見てたです」「いくらおとなしいフリしても、愛というおろかな感情にはかなわないっす」「最近、最新の君を知っておきたい」「君を手に入れるためなら僕は悪にでもなる」などのポエム的な表現が並んでいた。
スタジオに悲鳴が響き渡ると、赤面の山内は「ちょっと待って! なんで捨ててないねん!」「現存してるとは思わなかった」とパニック状態に。濱家やダイアンをはじめ、しゃべくりメンバーもドン引きと爆笑のリアクションで盛り上がった。
また、山内はなぜ自分をフッた正子さんにこの日記をわざわざ渡したのかを聞かれ、「今は友達で仲よくしてるけど、こんなに好きだったんだよっていうのを見てほしかったんだと思う」と高校時代の記憶を掘り起こして語ったのだ。
「愛する女性への思いを『ウォーアイニー』など独特な言葉で表現した山内には、ネット上で『山内、完全にヤバい人だった笑』『漫才見てやばい芸風だなって思ってたけど、地で行ってる感じなんだね』『やっぱりガチでキモすぎる笑笑』などと面白がる反応があったほか、俳優・木村拓哉も山内の奇怪な言動に反応したようです。番組放送前から、ツイッターでは『(しゃべくりを)見ないでください』『みんな絶対見ないで 今からでもやめて』と連続投稿していた山内ですが、放送後には『しゃべくり007のせいで日本のトレンドなりました』『キムタクさんからも“ウォーアイニー”とLINEきました』と報告。CM共演がキッカケでLINEを交換した木村からもすぐにイジられてしまったようで、『山内は終わりました 探さないでください』とファンに別れを告げていました」(テレビ誌ライター)
ロマンチストであると同時に、ヤバめなポエマーだということも判明した山内。そのキャラクターが単に若気の至りであることを願いたいところだ。
(木村慎吾)