“カレンショック”が起きたのは、義理堅い一面が原因だったようだ。
7月4日に一般男性との結婚を発表したモデル・滝沢カレンが11日放送のラジオ番組「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)に出演し、交流のあった先輩タレントに結婚を報告しなかった理由を説明した。
滝沢は4日の月曜夕方にインスタグラムで結婚を発表したが、同日の朝にはいつもと変わらず同番組に生出演。その際、結婚に関する報告が全くなかったことから、番組パーソナリティのお笑いトリオ・パンサーの向井慧は「99%が『おめでとう』という気持ち。あとの1%が、『なぜ言ってくれなかったのか』という気持ち(笑)」だと語った。
続けて、向井から先週月曜の時点で“実は夕方に結婚の発表を出すことになってるんです”との報告を番組関係者に伝える気が「1ミリもなかったですか?」と聞かれると、滝沢は「なかったです」と即答。また、芸能界では、東野幸治や神田伯山といった番組共演者も、滝沢から事前に結婚を全く知らされていなかったと嘆く「カレンショック」が広がっていると話題に。
しかし、滝沢にはハッキリとした報告の順序があったようで、「言うとしたら、(明石家)さんまさんにご報告したかったんですけど、連絡先を知らなかったので。さんまさんに報告できないなら、それよりも先に報告する人はいないんじゃないかと思って」と説明。プライベートで仲がいい親友にも、結婚報告は公にする数分前だったという。
「当の東野は7月10日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)の中で、5年にわたって番組で共演し、『週に1回会う』仲でありながら、結婚報告がひと言もなかったと不満を表明。インスタグラムのダイレクトメッセージでも何度かやり取りをする関係性だったため、念のため、メッセージが来てないかを確認するも『来てないんですよ。あのボケ‥‥と思って』とボヤいていました。しかし、その背景にはバラエティでの活躍に導いてくれた恩師であるさんまへの感謝と忠誠心があったということで、ネット上には『自分らしさ、貫いてますよね』『ちゃんといちばん最初に報告すべき順序が決めてあるのは好印象』『人柄のよさがわかる』『売れたきっかけがさんまだからね。義理堅いのね』『売れて調子に乗ってるバラドルが多い中、マイペースで印象がいい』など、好意的に捉える向きが多かったようです」(テレビ誌ライター)
東野や神田を悲しませた“カレンショック”だったが、滝沢の並々ならぬさんまへのリスペクトがあったことを知れば、納得するのではないだろうか。
(木村慎吾)