一目惚れなどで劇的に始まる恋もありますが、ほとんどの恋の始まりには「あれっ、私この人好きなのかな……?」という微妙な感覚を覚えるもの。その感情が“LIKE”なのか“LOVE”なのかの見極めって、少し難しく感じませんか? そこで、自分の気持ちを見極める方法を紹介していきましょう。
■LIKEの好きとは?
心理学的には、LIKEの好きは「好意」「尊敬」「類似」の感覚になります。
好意とは、相手に好印象を抱いている状態。簡単にいうと、相手のことを嫌う要素が少なく、一緒にいて苦痛を感じないということでしょう。尊敬とは、そのまま相手を尊敬している状態。類似とは、自分と相手が似ていると感じる状態のことです。
■LOVEの好きとは?
LIKEとは違い、LOVEの感情には「親和欲求」「排他的感情」「援助傾向」がみられます。
親和欲求とは、相手といつでも一緒にいたいと感じる感情のこと。好きになると、1秒でも長く一緒にいたいと思うようになりますよね。排他的感情とは、相手を自分だけのものにしたいという感情のことです。「他の人のことなんて見ないで!」となってしまうのは、LOVEだからなのです。援助傾向とは、相手のために何かしてあげたいと思う傾向のこと。これが強過ぎると……相手に貢いだりしてしまいそうですね。
■あなたの気持ちはLOVE?
もしあなたが「相手のことが気になるけれど、好きなのかどうか分からない……」となったら、次のことに当てはめて考えてみてください。
例えば、相手が他の女性と楽しそうに話していても嫉妬しないか。相手ともっと一緒にいたいと思うかどうか。誕生日などでもないのに相手にプレゼントを買いたいと思うかどうか。
もし、ひとつでも当てはまるのなら、それはLOVEで間違いなしですよ!
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。