橋本愛主演ドラマ「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)が7月20日にスタートし、平均視聴率は7.5%だった。
公式ホームページによると同作は「これは受験ドラマではない 謎の家庭教師・トラコが、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ホームドラマ」だそうだ。
娘の教育に熱心な30代の母親・中村真希(美村里江)。定食屋を切り盛りしながら息子の中学受験を思い立った40代のシングルマザー・下山智代(板谷由夏)。ホステスから超富裕層の後妻となった50代の上原里美(鈴木保奈美)は、先妻の優秀な子供からバカにされないよう、息子を東大に合格させたい。
それぞれの家庭、年齢の違う子供に合わせてキャラを変えながら、家庭教師・根津寅子(橋本)が指導する。
視聴者の感想としては「橋本愛さんが好きなので観ました。期待以上に面白かった」というものもあったが「期待を大きく下回り残念」「ふざけすぎて、不愉快。6分でリタイア」「来週は“ない”です」など、辛辣な意見が多く見受けられる。
「脚本は、最終回平均視聴率40%を叩き出した『家政婦のミタ』(日テレ系)の遊川和彦氏。そのせいか、視聴者からはミタとトラコのキャラがかぶるようで『ミタの続編をやればよかったのに』との声が上がっています」(芸能ライター)
主演の橋本は、遊川作品の「同期のサクラ」(日テレ系)にも出演。社会に対する問題提起が多い遊川作品をどう演じきるのか。今後に期待したい。