お笑いコンビ・TKOの木本武宏が投資トラブルに巻き込まれ、テレビやラジオの番組出演の見合わせを申し入れていることが7月21日までにわかった。
6月25日の更新以来、およそ1カ月にわたってツイッターの投稿がなかったことから、疑念の声が上がっていた木本だが、複数メディアによって「5億円以上の投資トラブル」があったと報じられた。
テレビ局関係者によると、木本は親交のあるタレントや後輩芸人、スタッフらに「こんな投資の話があるよ」と勧誘し、お金を集めていたが、その投資を一緒に進めていた人物と連絡が取れなくなったという。木本は周囲から総額で「5億円以上」ものお金を集めるも、彼の手元には1円も残っておらず、返金できない状況に。その金額の大きさから、警察沙汰になる可能性もあり、所属する松竹芸能から契約を解除されるリスクさえあるとされている。
なお、木本は、自身が司会を務める関西ローカル番組「週末ライブ キモイリ!」(KBS京都)の7月9日、16日放送回を連続で欠席。21日には、突如として同番組自体が23日放送分で終了することに。また、19日放送のBS11「アプリ学院!」には出演していたが、テロップに「6月17日に収録されたものです」との表示が。視聴者からは、これが一体何を意味するテロップなのかと不思議がる声が上がっていた。
テレビ誌ライターが明かす。
「木本は『芸能界の風紀委員』と呼ばれるほど上下関係に厳しく、挨拶や礼儀には絶対的なこだわりを持っています。時に、その後輩への振る舞いが『パワハラ』と揶揄されることもあり、木本の存在を煙たがる見方もありましたが、今は『TKOの残っているほう』として松竹芸能を牽引する役割を期待されていました」。
言わずもがな、相方・木下隆行は後輩芸人へのペットボトル投げ付け騒動により、2020年3月に事務所を退所。TKOという屋号は残したまま、木本はピンでテレビに出演してきたが、
「一部では、今回の投資トラブルによって『テレビから追放か』との報道も出ており、ネット上では『コンビそろって何やってんの』『結局、TKOは木下も木本もどっちもヤバかったのか』などの指摘が寄せられています」(前出・テレビ誌ライター)
木本自身も被害者といえるような格好ではあるが、その木本から勧誘され、お金を預けた周囲の関係者は一刻も早い解決を願っているに違いない。
(木村慎吾)