中居正広がパーソナリティを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」で、自身の発言について謝罪したが、その気の回し方がテレビ業界から消えない中居のすごさの一つとも言われている。
7月5日にNHKで放送された「笑いの正体」で、中居が「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)での人気企画「中居&ナイナイ日本一周」について「全部、台本ですから」と暴露。さらに「やってて楽しくないんですよね」などと話した。
このことが波紋を広げ、東野幸治は自身のラジオ番組で「中居君はなぜそれを言ったのか」とコメントしたほどだ。
中居はラジオ番組で発言が物議を醸していると知らされると、「ちょっと話してみようかな」とこの件について切り出した。
中居が「めちゃイケ」に出演していた頃、中居自身がお笑いに関して「素人」であり、ナインティナインなどのレギュラーメンバーがお笑いの「プロの人」だったと説明。「素人の僕が、このプロのフィールドに入ってお仕事をする。じゃどうするかって、これね、教えてもらうんです」と、お笑いをイチから教わったという。
当時は若くて理解力もなかったという中居は「メモをする習慣があって」とスタッフらのアドバイスをメモにまとめていたという。すると「おのずとね、台本が出来るんですよ」とオリジナルの台本が出来上がっていったというのだ。
さらにナイナイなどのレギュラーメンバーの名前を出して、「リアルなものまでが、台本通りみたいなふうに思わせてしまったのは、ちょっとこれは本当、詫びないといけないなあと思って」と謝罪した。
中居が反省し、謝罪する真摯な態度にはネット上でも擁護する声は多い。
「今、中居の番組は視聴率があまりよくなく、打ち切り説も飛び交っていますが、テレビ局の上層部には中居シンパも多く、今回のように中居が自分のことを顧みることができることもスタッフ受けがいい理由のひとつ。ジャニーズを離れて独立したとしてもやっていけるのは、そういう中居の姿勢もあるんじゃないでしょうか」(芸能関係者)
まだまだ今の地位は安泰なようだ。