KAT-TUN(亀梨和也、上田竜也、中丸雄一)の冠ロケバラエティ「KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン」(TBS系)の評判がいい。3人が、チームを組んだ新米ディレクターに鬼しごきの一面を見せながら、ロケ番組を成立させる。キャリア20年超えならではのテクニックと新人Dを自立させる優しさも垣間見せるため、業界内評価を高めている。
そんな亀梨はプライベートでも“ドS”。Kis-My-Ft2の横尾渉に向けた素顔は、かなりのものだ。
そもそも2人はキャリアの差こそあれど、誕生日は3カ月しか違わない。亀梨が旗振り役である「KC会」で、横尾は副リーダーのポジションだ。ちなみにこの会は、亀梨(K)クラブ(C)の略。主力メンバーはA.B.C-Zの河合郁人、Snow Manの宮舘涼太。最年長が亀梨で、横尾は2番目。だが、結成もデビューもKAT-TUNのほうが早いため、横尾が亀梨に従う関係性となって久しい。芸能記者はいう。
「4人はコロナ前、しょっちゅう食事に行っていました。その頃から横尾が参加できない日は亀梨が、『おい、お前どうした?』『今から来い!』と上から目線の鬼連絡。横尾がそれでも『今日は行けません』と突っぱねると、『お前はクビだな』と宣告されたそうです」
横尾は昨年、KC会のNO.2の座から陥落。のみならず、12月30日に東京ドームで開催されたジャニーズオールスターズによる初の音楽フェス「Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~」(ジャニフェス)のバックヤードでも無視される屈辱を味わっている。
「ジャニフェスは、大みそか恒例の『ジャニーズカウントダウンコンサート』と同じ規模、ほぼ同じメンバーの出演でした。松本潤がフェスを初めて演出したことでも注目されました。14組の総勢78名がパフォーマンスを見せ、バックヤードでは貴重なショットが次々と実現。KC会もいろんな組み合わせで記念撮影をしていたのですが、横尾だけ呼ばれませんでした」(前出・芸能記者)
亀梨のイジリ。それでも横尾は毎年亀梨の実家で開かれる新年会に招かれ、外食の誘いもコンスタントに受け、自宅マンションの食事会にも招待される。クビ宣告は、亀梨流の強烈な愛情表現なのだ。
(北村ともこ)