元ジャニーズ・グループの男闘呼組が29年振りの再結成を果たしたことで、今度は“TOKIO復活”の可能性について7月25日、ニュースサイト「FRIDAY DIGITAL」が報じた。
男闘呼組は7月16日に放送された「音楽の日」(TBS系)で再結成を果たした。同記事によるとレコード会社関係者の証言として、再結成への最大のネックはメンバーの岡本健一だけがジャニーズ事務所に所属しており、高橋和也、前田耕陽、成田昭次の3人はジャニーズを辞めていたことだったという。しかし岡本は21年11月、エージェント契約に切り替えたことで建前上は“フリー”という形に。その結果、「うちの所属タレントではない人たちが勝手にやってること」になったという。
さらにスポーツ紙記者の見立てによると、今回の再集結はTOKIOにとっても大きな意味を持っているという。TOKIOは昨年、株式会社TOKIOを設立。ジャニーズ事務所とは建前上、別会社なので、男闘呼組のように再集結しても「勝手にやってること」になるというのだ。
21年に独立した長瀬智也、18年に不祥事により表舞台から姿を消した山口達也を含めたメンバー同士は現在も連絡を取り合っているといい、メンバー全員の気持ちがそろえば再結成は難しいことではないという。
ネット上ではこの記事について、《TOKIOもいつか復帰してほしい!長瀬くんも山口くんいないと歌えないと言ってるし、DASHには長瀬&山口必要!》などの声もあったが、《男闘呼組はジャニーズの許可どころかジャニーズの協力がなければ無理な話だったと思います》《山口の更生次第だろうな》など否定的な声も続出した。
「男闘呼組は全公演完売の夏のコンサートツアーを目前にした1993年6月に当時の副社長だった故・メリー喜多川氏が突然、高橋を解雇したことで活動停止に。解雇の理由は高橋に薬物使用疑惑があったことと、素行不良、協調性がないことを問題視、メリー氏が激怒したためだと言われています。しかし、高橋は薬物については完全否定し、その後は俳優として地道に活動を続けてきました。再結成が実現したのも活動停止の原因を作ったメリー喜多川氏が亡くなってジャニーズ内で反対する者がいなくなったからという声もあります。
一方でTOKIOは、山口の更生を世間が受け入れるかどうかという問題がまずあるため、男闘呼組とは背景がまるで異なります。こちらの再結成が叶ったからあちらも、と考える人はネット上では少ないようです」(芸能記者)
それでも希望を抱いてしまうのがファンなのかもしれないが。
(柏原廉)