ときどきはインスタでDMもしてるし、会っている。だけど、彼から好きとか付き合ってとは言われていない……。そんな、恋人未満でモヤモヤしている女性たちには、共通点があるようです。
まず、性格がいい。普通ならモヤモヤがイライラに変わって「もう待てないんだけど……」となりそうな関係でも、静かに彼からの言葉と行動を待っている。少しばかり昭和的、大和撫子的なのです。
次に、自分に自信がない。自信があるなら、彼に対して強気で「私のことどう思っているの?」などと言えるかもしれない。だけど、それができないのは、やっぱり自信のなさです。心理学でいうところの【自己肯定感】が低いのです。
そしてもうひとつ。曖昧な性格です。これは、今のスマホ世代にとても多い傾向で、はっきりと尋ねたり答えたりというコミュニケーションが苦手。ある意味、空気をよむ賢さを備えているともいえます。本音トークができなくて、他人と親しくなりにくいのです。
では、どうすればいいのか。以下にポイントをまとめました。
■好きな人とはインスタのDMからLINEでのやりとりに進化させる
最初は、インスタのDM交換からやりとりをはじめる人たちが多いですよね。でも、より親密になるにはやっぱりLINE交換にいきたいものです。「親しい人としかLINE交換をしない」という人が多いわけですから、その親しい人にまずはならないと進展はありません。自分から言い出しにくいときには「最近はインスタあまり見ないから」「インスタの調子が悪くて」というように、理由をつけてLINE交換へと進んでみてください。
■マメなLINEのやりとりでグループ交際から“ふたり”で会うことに移行する
まずはLINEでマメなやりとりを。最初のうちはグループで会うのもいいですが、これを続けていても親密度は高まりません。逆に、“友だち”というカテゴリーに入ってしまうと、その後に恋愛へ発展しにくくなるというデメリットもあります。なので、そうなる前にふたりで会えるようにしましょう。これも、理由をつけると誘いやすいですよ。「渋谷に美味しいイタリアンができたんだって。よければ一緒に行かない?」「サッカーの観戦チケットがあるから行かない?」など、なんでもいいです。理由があると、誘われたほうも気軽に行きやすいのです。
■デート中はちょっと接近してドキドキさせる
体の距離は、心の距離。近くにいると、相手を恋愛相手として気にするようになります。ふたりで会うということは、少なくても相手はあなたに“好意がある”ということ。もっと好きになってもらうためには、もっと近付いてみることです。カウンター式のバーなどは接近の大チャンス。せっかく隣に座れるのですから、普段のあなたよりキュッと近くに座ってみて。雨なら「傘忘れちゃった」と、彼の傘に入ってしまいましょう。自然に“あざとかわいく”ね。
いろいろ試しても進展がない場合は、勇気を出して「私をどう思ってる?」と尋ねてみることです。恋人になるつもりはない人に頑張っても、時間のムダですからね。尋ねてみてNGなら、次へゴーゴー!です。 幸せな未来は、自分で切り拓いていきましょう。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。