俳優の吉沢亮が、10月期のフジテレビ月9ドラマ「PICU(ピーアイシーユー) 小児集中治療室(仮)」に主演することがわかった。
吉沢のドラマ出演は、昨年主演を務めたNHK大河「青天を衝け」以来9カ月ぶり。20代でフジテレビの看板連続ドラマ枠“月9”とNHK大河ドラマ主演を達成したことで中井貴一、福山雅治、綾瀬はるから日本のドラマ史を彩るレジェンドたちと肩を並べることとなる。
「『大河俳優』という金看板は諸刃の剣。放送後は“ワンランク上の俳優”になったと見なされ、ギャラは1本300~400万円が相場となるのが慣例です。逆に高額ギャラがネックとなり、民放から敬遠されてしまい、過去には人気絶頂だった緒形直人が干されてしまう状況が生まれてしまったことも。長谷川博己は2020年の大河『麒麟がくる』で結果を残したものの、いまだに次の連ドラが発表されていないのも、大河ドラマの弊害ではないでしょうか」(芸能ライター)
そうしたなか、わずか9カ月で月9主演を射止めた吉沢は実力ゆえのことなのか。
「どうやら、吉沢サイドが『大河俳優相場』よりかなり安い1本150万円~200万円で了承したようです。吉沢はまだ28歳と若く、大物ぶるのは早い。それにコロナ禍やテレビ離れで厳しい状況のなか、高額ギャラを要求しようものなら、テレビ局側からは『だったらいいです』と簡単に弾かれますからね」(テレビ関係者)
本格的なギャラアップは月9で結果を残した後で、という戦略か。