芸能界の“ゴッド姉ちゃん”には、ぶりっ子系の天然アイドルはお気に召さなかったようだ。7月27日、自身のインスタグラムから別居中の夫と離婚したことを発表したタレント・小倉優子について、歌手・和田アキ子が言及した。
小倉は、ママ友の紹介で知り合ったという歯科医師の男性と半年間の交際を経て、2018年のクリスマスに結婚。20年7月には新たに第三子の男児を出産するも、夫とは19年12月から別居状態が続いていた。
現在、小倉には2011年に結婚した最初の夫との間にもうけた長男と次男もおり、女手一つで3人の男の子を育てている。
和田は、7月30日放送の「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)の中で、小倉の離婚について「当事者しかわからないよね。でも、お子さんが小さい時に別居が長かったですね」と2年半に及ぶ別居生活に触れた。
また、小倉がバラエティ番組の企画内で本気の大学受験に挑戦していることには「彼女、早稲田大学を目指して勉強してるんでしょ。私、それのほうが凄いなと。小さな子供の世話、仕事をしながらできんのかね、勉強」とし、育児と仕事、受験勉強に励む姿を称えたが、以降は“個人的な感情”をカミングアウトすることに。
「(受験企画の挑戦で)“こりん星から来た”っていうのはもう忘れ去られて、ちょうどいいんじゃないの。私、“こりん星から来た”って言ってた時から嫌だったから」と小倉への思いを打ち明けると、「どこやねん、それって。私がモノ知らんのにもほどがあるぞって」「こりん星ってあるのかなって。私、勉強してないから、こりん星ってあんのやなって思って」などと言及。アイドル時代の小倉の“不思議ちゃんキャラ”があまりハマらなかったようで、「“ちゃんと声出せ!”って」とツッコみ、「こりん星」の存在は半分信じていたと振り返った。
同番組における和田から小倉への“塩コメント”は今回が初めてではなく、20年3月に小倉が第三子の妊娠を発表し、その直後に夫との別居報道が出た際にも「こんなんある? 何なのこれは」と疑問視。小倉の「夫を支える妻として、私の至らない点がありました」とする説明には「他人のことはようわからんねんけど、私も仕事していますからね。旦那のほうが家に居ますし、『行ってきます』『じゃ~ね』って。(妻が夫に)尽くすっていうのは、そういうことじゃないと思うんですよ。奥さんが働いていても、働いてなくても」と夫婦の在り方に関する持論を語った。
小倉は結婚後もタレント業を継続しており、これが歯科医師男性にとっては不満だったとも報じられたが、和田は「結婚する前に話し合うはず。ご主人は初婚で、小倉さんは2回目でしょう。(再婚前は)お子さんが2人いるでしょう。そのことをまず話し合うはずや」と違和感を漏らしていた。
「小倉がこりん星から来た『りんごももか姫』とのキャラを演じていたのは2009年末までで、以降は“星が爆発”したとして地球人のアイドルとして活動を継続してきました。わざわざ13年前の小倉の特殊キャラを蒸し返し、ラジオ番組から公然と苦言を呈したことに、ネット上では『本人がいない場面で言うのは、ただの悪口。ネットでいう誹謗中傷と同じレベル』『こりん星の設定にそんな怒ってる人がいたとは』『離婚して少なからずダメージを受けている人に対して、嫌いだったというコメントをするなんて、どうかと思う』『わざわざ公共の電波に乗せて言うことなのかな』などの批判が並んでいます。芸能界のご意見番として、様々なニュースに辛口で斬るのも和田の魅力の一つではありますが、不快に思う人も多かったようです」(テレビ誌ライター)
和田にとっての小倉はかねてより“理解不能”な対象なのかもしれない。