タレントのあびる優が7月21日発売の「週刊文春」で涙ながらに告発した、前夫で格闘家の才賀紀左衛門による“モラハラDV”と7歳娘“法律違反連れ去り”。今度は才賀側からの反論を7月28日発売の「女性セブン」が報じた。
同誌によると、文春であびるは離婚後に親権が変更されたにもかかわらず娘を引き渡さない才賀の“不法行為”を語っただけでなく、婚姻中にモラハラやDVに悩まされていたことも主張。しかし、才賀の友人の証言によると、あびるが妊娠中に酒とタバコをやめてくれなかったことに腹を立て、才賀が水をかけてしまったことは事実と認めつつも暴力に関しては強く否定。あびるに対して強い言葉を使ったのも酒癖を注意する時くらいだったという。
また、才賀の別の友人の証言によると、あびるは結婚当初から昼夜問わず酒を飲み、深夜から明け方まで友人達と飲み歩くことも珍しくなかったという。さらに娘が生まれた後も生活態度は改まることはなかった。才賀の不在時に自宅に娘を置き去りにしたまま何時間も飲みに出かけたり、深夜にカラオケバーに連れ出し、タバコの煙が充満する部屋のソファーで寝かせたりしていたこともあったのだとか。
同誌編集部が入手した写真や動画には、あびるが泥酔している様子や深夜3時にカラオケ店にいる娘の姿もある。また、18年10月の深夜3時に自宅であびるが娘の腕をつかんで振り回すという衝撃的な光景を才賀の友人が連続写真で撮影しており、娘にとってはトラウマになりかねない恐怖体験だったという。
あびるは才賀が娘を“洗脳”していると主張しているが、才賀の友人に言わせれば娘はあびるに受けた仕打ちで心に傷を負っていたのであり、あびるを拒絶するのも無理はないという。
ほかにも才賀の友人は、あびるがアルコール依存症であることやそれに影響した問題行動の数々を告白。一連のあびるの行動は文春で語られた「優しいママ」のイメージとはかけ離れたもので、アルコールの影響で正常な判断ができていなかった可能性も否めないという。
記事の最後には才賀自身も娘と同居し続ける理由や“洗脳”疑惑について証言。あびるに虐待やネグレクトがあり、娘に母親のもとに行きたくないという強い意志があった結果であり、洗脳や刷り込みは一切ないと答えた。
さらに7月27日にニュースサイト「文春オンライン」が報じた、才賀による「(あびるは)産んだだけのおばさん」という発言についても、「断じてありません。そのような言葉を僕が言ったことは一度もありません」と否定した。
「この記事についてネット上では『才賀さんにも心配はあるけど、ここまでの危機感は感じなかったかも』『どっちもどっちやな、あびるも才賀も』『どっちについても不安しかない。希望があるとしてもあびるが更生してるからどうかくらい』などあびるがやや不利ながら、結局どっちもどっちという声が続出。なにより『子供がかわいそう』という声が多数あがっています」(芸能ライター)
どちらの言い分が真実かも大事だが、まずは子供優先で事態解決を図ってほしいものだ。
(柏原廉)