8月1日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX系)でマツコ・デラックスが展開した美容整形に対する持論が話題になっているようだ。
この日の放送では、子どもから「整形したい」と言われた母親からの相談が取り上げられた。番組コメンテーターの若林史江は「外に出ることが恥ずかしいとか見られることが恥ずかしいとか思いながら過ごしているのであれば、そこを改善してあげたい」と整形賛成派であると発言。ただし一重まぶたを二重にする施術を希望する人は多いが「二重は一重にできないけど、一重の人は二重にできる」とも。大人になってから「一重がかっこいい」と思った時に後悔がないよう、まぶたを切開しないプチ整形などを提案しつつ、メリット、デメリットをしっかり話し合った上で「やりたいと言うのであればやらせてあげたい」と持論を展開。
若林と同じく番組コメンテーターのマツコ・デラックスは「メイクで補える部分はメイクで補ったほうがいいと思う」と言い、「クリッとした目がいいと思ってたら、大人になったら切れ長の目がいいなと思っちゃったりする。人間の趣味なんて変わるからさ」と補足説明。その後も「ファッションだったり、思考だったり、センスだったりっていうのがもうちょっと自分で理解できるようになるまではいじらないほうがいいかなと思うんだよね」「自分がどういう風に生きたいとかさ、どういうカッコイイ女でいようとかさ、そういうのって結構ちょっと後になってからじゃないとわからないじゃん。それまでに顔決めちゃうのってもったいない気がするんだよね」と、整形反対派の立場をとった。
さらに「中にはお母さんが(整形を)やっちゃってる人、いるじゃない。やった後に旦那と出会い、そしてって人はさ、罪の意識があるだろうと思うのよ。お母さん側が『ごめんね。でも言えないの』っていう」と、母親の背景も子どもの美容整形の賛否に大きく関わってくるだろうと予想。「そういう時は、どうにかしてあげたいって思うだろうね」と整形を経験した母親の立場にも思いを馳せた。
「ネット上でも『マツコの言ってることよくわかる。高校時代に二重にした子があまり似合ってなくて、30歳を過ぎた頃に“やらなきゃよかった”って後悔してた』『10代の頃がいちばん悩むんだよ。猛烈にバイトして整形した高校時代の同級生はやってよかったって言ってる。どうせするなら早いほうがいいのかも』など、賛否の声が活発にあがっています」(女性誌記者)
「できるだけ自分で調整ができる範囲の整形にしといたほうがいいかなと思う」と言っていたマツコ。確かに目元の整形に限れば、整形よりもアイプチを上手に使って二重にする方法を学んだほうが、後悔する確率は減りそうだ。