日々の食卓に、「焼きのり」ってどのくらいの頻度で登場しますか? おにぎりや海苔巻きなど、子どもにとって馴染み深い焼きのり、実は日々の健康維持にもぴったりな食材なんですよ。
■海苔には旨味&栄養素がたっぷり!
旨味たっぷりの海苔は、調味料を使わなくても子どもが好みやすい味です。ご飯に海苔をちぎってのせたり、ご飯を海苔で巻いたりするだけで、食欲がアップする子も多いのではないでしょうか。
そんなご飯との相性抜群の海苔には、たっぷりの食物繊維、疲労回復や糖質の吸収をサポートするビタミンB群、鉄分、鉄分の吸収を助けるビタミンC、体をつくるたんぱく質など、体調管理に欠かせない栄養素がたっぷり含まれています。手軽に済ませたい食事の栄養バランスの整えや、おかずをたくさん食べられないお子さんのサポートにも重宝します。
■焼きのりは食べやすく散らかしにくい
さらにうれしいポイントは、ご飯を海苔で包むことで“つかみ食べ”がしやすいこと。例えば納豆ご飯は、納豆やご飯を口の周りや服、床などにこぼしてしまいやすいですが、小さな納豆巻きにすればパクッと一口で食べることができます。おにぎりや海苔巻き、海苔サンドなど、海苔の使い方を変えることでアレンジしやすくなりますよ。
また、焼きのり自体を天ぷらにする、唐揚に巻く、細かくちぎってスープや卵焼き、サラダなどの具材として入れるなど、おかずに取り入れる方法もたくさんあります。
■食べ過ぎや喉詰まりには注意が必要
小さな子どもが大きな焼きのりをそのまま頬張って飲み込むと、喉に張り付いて詰まってしまう可能性があるので注意が必要です。焼きのりを食べられる時期になったら、細かく切ったり煮込んだりして食べるところからスタートしましょう。
また、食べ過ぎは消化不良を起こしやすいですから、海苔ばかりを頻繁に食べることのないようにサポートしましょう。
体調管理や家事負担の軽減に役立つ「焼きのり」を上手に取り入れて、家族みんなで食事の美味しさを味わい、日々を楽しく過ごしてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)