アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める10月期スタートのドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系)のヒロイン役として女優・川栄李奈が出演することが7月28日、明らかになった。
同ドラマは雑誌「ヤングマガジン」、ウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載していた同名漫画が原作。“連続殺人鬼の息子”という重い十字架を背負う主人公・浦島エイジが、父親が起こした殺人事件と殺害方法が酷似した猟奇的殺人が起きる中で、自らが二重人格であることに気付く。犯人は“もう1人の自分”ではという恐怖と不安にさいなまれながら、真相を追ううちに驚愕の事実が次々と明らかになるという二重人格サスペンスだ。
川栄はドラマオリジナルキャラクターとなるナミを演じ、エイジとともに親友の命を奪った犯人を探すという役どころ。フジテレビ系連続ドラマでヒロイン役を演じるのは初となる。
公式サイトで川栄は、「ヒロインだからといって特に意識しているわけではないのですが、やっぱり台本を開いてみるとセリフが多かったり、出番が多かったりするので、素直にうれしいなという気持ちでいっぱいです。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の撮影が終わってから5カ月ほど経つのですが、その間にドラマや映画などの長い作品は入っていなかったので、今は体力がすごくあり余っている状態で(笑)。クランクインするのが本当に楽しみです!」と意欲を語っている。
ネット上では、《朝ドラでの川栄さんの演技は素晴らしかったので期待しています》《元AKBという冠がつかなくなって久しい。努力されたんだと思います。女優としてもいい感じですね。楽しみにしてます》《NHKの朝ドラ毎日見ていました。川栄さんの演技が最高によかったです。山田涼介さんも好きです。二人の共演のドラマが今から楽しみです》など期待の声が続出した。
「川栄は21年度後期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の3代目ヒロインを演じ、高い評価を得ましたが、同ドラマのヒロイン発表の際には《ゴリ押し》《出来レース》《脇で光るのに主役か》などといった心ない声が多数寄せられました。今回の発表ではそういった声はほとんどなくなり、期待の声が大きい結果に。これも川栄に対する世間の評価が朝ドラで一変した結果でしょう」(芸能記者)
期待の声は、実力で引き寄せたものと言えそうだ。
(柏原廉)