現在、フリーで活動中の女優・片瀬那奈が老舗大手芸能事務所から芸能界復帰する可能性について8月1日、ニュースサイト「FRIDAY DIGITAL」が報じた。
同記事によると、片瀬は21年7月に同棲相手が麻薬取締法違反容疑で逮捕された際に自身も警察の家宅捜査と尿検査を受け、結果は陰性だったにもかかわらず、事実関係を正しく事務所に報告しなかったため信頼関係が崩れ、9月末に契約解除となった。
同年末には突然YouTubeチャンネルを開設したことで、芸能界復帰はほぼ絶望的と目されていたが、片瀬自身はあきらめていなかったようだ。水面下でこれまでのツテを使って大手芸能事務所に働きかけていたのだとか。
スポーツ紙記者によれば、そんな片瀬を本気で獲得に動いたのは、老舗大手芸能事務所のグループ会社「A」。しかし、「A」は「現時点で(片瀬とは)契約を結んでいません。今後も契約する予定はありません」と回答したという。このスポーツ紙記者はそれでも、「ドラマや映画などの出演が決まった時点で事務所から正式発表という形になるのでは」と推測している。
ネット上では片瀬の復帰について、《どこもコンプライアンスが厳しくなっていて大手事務所の研音を契約解除になった方を受け入れるのは困難だと思う》《契約解除になったタレントをわざわざ迎える事務所が今の時代あるだろうか》《そう簡単にいくとは思えないけどね》など厳しい見方が圧倒的だ。
芸能プロ関係者が語る。
「事務所『A』がはっきりと否定したことで、ネット上では片瀬の復帰について困難だという印象を持った人が多かったようです。ただし、こういった契約や復帰の噂について当事者たちが完全否定することはよくあること。
最近のケースでは、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建の復帰でしょう。“多目的トイレ不貞”で活動自粛となった渡部は20年11月に一部報道によって年末特番の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)で復帰と報じられましたが、直後に開かれた謝罪会見で渡部は復帰話そのものについてノーコメントを貫き、日本テレビも一切口をつぐみました。渡部の出演があったことを匂わせていたのはダウンタウンの松本人志だけでした」
そして、今年2月に渡部が冠番組「白黒アンジャッシュ」(千葉テレビ)に復帰するという報道が出た際、千葉テレビは「そのような話はない」と完全否定したものの、結果的に復帰話は事実だった。
芸能プロ関係者が続ける。
「今回の片瀬のケースについても、実際に事務所に所属する話が進んでいたとしても、リークを恐れて片瀬も事務所も発表するタイミングが来るまで決して認めないことは十分考えられます」
今回の報道で、片瀬は何を思うのだろうか。
(柏原廉)