朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」8月12日放送回で、またしても視聴者が首をかしげるシーンがあった。
この日は主人公・暢子(黒島結菜)の結婚式という晴れ舞台。両家の親族、関係者が集うこの場でスピーチ“させられた”のが砂川智(前田公輝)。暢子にプロポーズして断られ、当初は結婚式にも参列するつもりはなかったのだが、暢子の妹・歌子の“術中”にはまり、参加するハメになったのだ。
「智にむりやり『結婚おめでとう』と言わせて自分たちを正当化しているかのように見えました。ネット上にも『おめでとうって言うしかないやん』『よくまあ、こんな残酷なことをするものだと』『智にそこまでさせるのか』など、批判の声が多数書き込まれています。
また、『あまゆ』(暢子が居候する沖縄料理店)の常連客だけが平服なのはなぜか。これまで、緊張のあまり人前で歌うことができなかった歌子は、いつの間に朗々と歌うことができるようになったのか、などの疑問もあがっていました。なにより、家族への感謝の気持ちを込めて作ったという沖縄そば、芋握り飯、アンダンスーをおいしそうに食べる列席者の声を聞き、思いついたように『うちは、沖縄料理の店を開きます!』と宣言したことにも『なんでもかんでも思ったことをすぐ言っちゃう』『イタリア料理店で修業したのは何だったの』『(「フォンターナ」の)オーナーへの不義理では』など、批判的な声が多いですね」(芸能ライター)
平服については、沖縄で結婚式の時にも着られる“かりゆし”ではないか、との意見も。常連3人のうち1人は元お笑いコンビ、ホーム・チームの与座よしあきで沖縄出身。写真を撮る場面ではシャツの裾を出していることがわかり、おそらく彼に関しては“かりゆし”だろうと思われる。
いろいろとツッコミどころのある展開のようだが、暢子のウェディングドレス姿と琉装姿が実に美しかったことは付記しておきたい。