デートで美術館や映画館などに行く人は多いと思いますが、恋人がアートや映画に詳しくて一家言あったりする場合、その人はちょっと気難しいタイプではありませんか? そんな彼とは、接し方に注意が必要です。2人の時間を楽しく過ごせるよう、対策をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
■デートファッションには普段より気を使う
芸術家タイプの男性には、こだわりが強い人が多いです。美意識も高いので、デートで待ち合わせた瞬間に目にするファッションと佇まいには気を付けましょう。事前に彼の好みを把握し、並んで歩いてちょうどいい服装がいいかもしれません。自分の仕草は、自宅でご飯を食べるときなどに、全身が映る鏡を目の前に置いてチェックしてみてください。ファッションビルなどで、歩きながら鏡に映る自分をチェックするのもいいですよ。
■美術館や映画の後は、ひとまず彼の感想を聞く時間に
観賞後は、おそらくお茶かご飯タイムになりますよね。作品の意見を言い合う楽しみタイムかもしれませんが、ひとまずあなたは聞き役になりましょう。聞きながら、同意する場所についてはちょっと強めにうなずいて、あなたの感想も話してみて。まずはあなたが話し過ぎないことが、芸術家タイプの彼と仲良くするコツです。
■褒めるポイントを探そう
普通は、自分が詳しいことや得意分野の知識を褒められたらうれしいし、褒めてくれた相手に好意を持つこともあるものです。でも、超得意分野の場合、褒められ慣れている可能性があります。その場合は、得意分野よりもそれ以外のことで褒められるほうがうれしく感じます。さて、あなたの彼はどのくらい芸術に詳しいですか? 話しながら、彼が何を褒められたいかをキャッチしてくださいね。意外と、カフェのチョイスを褒められたいもしれませんよ。
■次のデートは芸術以外のことを提案する
彼との本当の相性を見極めるためには、芸術以外のデートをしてみるのがオススメです。例えば、スポーツやスポーツ観戦など、あなたの得意分野を提案してみては? 芸術系では自分のフィールドだから堂々とあれこれ話していた彼が、あなたのフィールドではどんな話し方と態度になるかが観察の鍵です。あきらかにあなたと会話してくれる彼ならOK。自分のフィールドじゃないと卑屈になったり、それ以前に芸術系以外のデートを拒んだりするようなら要注意。自分の殻を破れない、小さな男かもしれませんよ。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。