俳優・竹内涼真が主演するドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の世帯平均視聴率がV字回復に成功。それに連れて竹内涼真の評価も上がり始めているようだ。
7月7日に放送された初回の世帯平均視聴率こそ9.6%だったものの、第2回は8.6%、第3回は7.0%と右肩下がり。しかし第4話8.1%、第5話9.1%、8月11日に放送された第6話は9.2%まで回復。当初「オリジナルの劣化版」などと言われていたが、回を重ねるごとに、まっすぐで包容力のある好青年を演じる竹内に好感の声が寄せられるように。
そんな中、8月16日に配信された「日刊ゲンダイDIGITAL」では、ヒットコンテンツを量産して、ハリウッドからも一目置かれる韓国のショービジネス界が今、竹内に注目。竹内のもとには、韓国内はもとより、世界的に知られる制作スタジオやプロダクションから出演オファーが舞い込んでいると報じている。
「竹内は8月26日に公開される映画『アキラとあきら』にも横浜流星とW主演。この映画で竹内は幼い頃、父親の経営する零細企業が倒産するも逆境を乗り越えてメガバンクに入行。老舗海運会社の御曹司でありながら時期社長の椅子を拒絶して同期入行したあきら(横浜)と力を合わせて試練に立ち向かいます。この映画の試写を見た原作者の池井戸潤氏は、『出色の出来』と前置きしたうえで、竹内の演技について『表情も発声も素晴らしく、いい芝居をしていた』と絶賛しています。
竹内は2013年にデビュー。朝ドラ『ひよっこ』(NHK)、ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)で注目され“国民の彼氏”として人気を博すも、女性スキャンダルが尾を引き、しばらく低迷していました。30歳を前に再びブレイクのチャンスが巡って来たようです」(女性誌記者)
この追い風に乗って、世界へ羽ばたけるのか。
(窪田史朗)