たんぱく質やビタミン類、鉄分など、さまざまな栄養素を摂取することができる卵。日常的に、卵料理を献立に組み込んでいる方も多いのではないでしょうか。
とくに、「玉子焼き」は朝食やお弁当にも手軽に取り入れられますよね。そして、次のような具材を使うと、別のおかずを作ることなく、より豊富な栄養素を取り入れることもできますよ。
■ツナ&ほうれん草
ツナとほうれん草は相性がよいだけでなく、鉄分やビタミン、たんぱく質を摂取でき、成長期の子どもに食べさせたい組み合わせです。ツナ缶を汁まで入れれば旨味が加わり、追加の味付けは少しの塩・こしょう程度で十分です。物足りない場合は、食べるときに少量の醤油をたらすとよいですね。ほうれん草を小松菜に置き換えても美味しくいただけますよ。
■しらす&トマト
たんぱく質やカルシウムを含むしらすは、トマトとの相性がいい食材です。みじん切りにしたトマトとしらすに、少量のマヨネーズを加えて玉子焼きにすれば、見た目も鮮やかに仕上がります。チーズとの相性もよく、とろけるチーズを入れて炒り卵やオムレツにして楽しむのもよいでしょう。
■干しエビ&青海苔
カルシウムが豊富な食材の中でもとくに含有量の多い干しエビに、こちらもカルシウムが含まれる青海苔を合わせれば、カルシウム不足改善に役立つ一品になります。干しエビの塩気と青海苔の風味が合わさって、玉子焼きの味も整えやすくなります。砂糖を少し加えて焼いても美味しくいただけますよ。
短時間で作りたい日は、炒り卵やスクランブルエッグにして食べるのもオススメです。いつもの玉子焼きに飽きてしまったときや、1品の栄養価を高めたいときに試してみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)