お笑いコンビ・鬼越トマホークが、爆笑問題・太田光と“ダウンタウントーク”で盛り上がり、ファンにはたまらない貴重なエピソードを紹介した。
吉本興業は4月2日~3日にかけて、創業110周年を祝う特別公演「伝説の一日」を開催し、明石家さんま、今田耕司、ナインティナインを始め、同事務所が誇る全ての人気芸人が集結。千秋楽の大トリでは、ダウンタウンが31年ぶりに漫才をお披露目したことも大きな話題となった。
吉本所属芸人だけでなく、ほかのプロダクションのお笑いタレントも、松本人志と浜田雅功による色褪せないアドリブ漫才に感銘を受けていたが、同コンビとは犬猿の仲とされる太田も例外ではなかったという。
8月21日放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)に出演した鬼越トマホーク・金ちゃんは、太田と共演した際、「馬鹿なふりして、『伝説の一日、観ました?』って聞いてみた」と告白。これに太田は「観たよ」と返し、わざわざ2400円の有料配信チケットを購入してダウンタウンの漫才を観たという。
気になる太田の感想は「凄いな、立ち話みたいな感じで漫才をやるっていうのが。俺らにはできないスタイルだから、めちゃくちゃ面白かった」と大絶賛だったようで、「あれが本当の漫才のスタイルだな」「ずっとネタをやってほしい」とも語っていたと明かした。
金ちゃんは、松本と太田の“バチバチな関係”について「いろいろあったんで聞きづらかったんですけど」としつつ、太田の言葉には「いろいろと知ってるからグッとこみ上げるものが。(ダウンタウンを)凄い認めてましたね、やっぱり」と振り返った。
「太田光がダウンタウンの漫才について言及するという超激レアなエピソードには、東京03の飯塚悟志も『シビれる話だなぁ』と感動。ネット上にも『その世代のお笑いファンにはたまらないニュース! 裏でこんなこと言ってたなんて!』『こんな日が来るなんて思わなかった』『これはシビれるわ』『やっぱりダウンタウンは凄いんだなぁ』などの反応が並んでいます。爆笑問題のネタ作りは、今でも太田の自宅に相方・田中裕二を呼び、2人で時事ニュースをリストアップ。書記係の田中がノートにネタを書き込んでいくというアナログなもの。綿密に台本作りを進めた上で漫才を行うスタイルの太田にとって、アドリブのテイストが強いダウンタウンの“立ち話風”漫才は斬新に映り、憧れの思いもあったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
一方で、お笑いマニアをシビれさせた金ちゃんの“馬鹿なふり”をした直撃取材にも称賛の声が多数。今後も大御所たちの貴重なエピソードを紹介してほしいところだ。
(木村慎吾)