芸能人には、もはや熱烈ファンの域に達するほどの木村拓哉ファンが多い。公言しているのは、後輩のA.B.C-Z・河合郁人やお笑いコンビのEXIT・りんたろー。ともに、木村がプライベートや主演作品で身につけている衣服やアクセサリーほか、細かいところまで調べ上げて同じ型を購入してきた。ブラックマヨネーズ・小杉竜一も同様だ。
木村とはすでに連絡先を交換している間柄で、自称「木村さんの弟子」。昨年あたりからは、“師匠”のインスタグラムを完全に丸パクリしている。
木村が更新すると、同じ場所、ポーズ、ハッシュタグでわずかな時間差で公開。「#木村拓哉」「#TakuyaKimura」を添えている。木村の「PEACE!!」を「おだやかに!!」、「STAYSAFE!」を「安全第一!」と変換することもあるが、“誤差なし”をモットーにしている。
そんなインスタ映えならぬ“キムタク映え”は、木村も知るところ。番組共演時に「見てるよ」と小杉本人に伝えたことで、小杉のフォロワーが一夜で2000人も増えている。
慕ってくれると何かしらの恩返しをしたくなるのがスターの性。木村は、信じられない言動に出ている。
ある収録の合間、1人目の子どもが産まれたばかりの小杉が、廊下で妻と電話で話していた。偶然通りかかった木村は、「大丈夫か」と新妻を慮った小杉からスマホを取り上げて、見ず知らずの妻を相手に話し出した。
「正体不明の男性から『何してんの?』と聞かれた奥さんは、『ミルクをあげてるの』と平気で答えたそう。続けて、『(右と左の)どっちであげているの?』と聞かれると、『左なの』と奥さん。木村から代わった小杉が『今の木村さんやで』と伝えると、『えぇ~っ!!』とようやく事の重大さを知ったとか」(週刊誌記者)
小杉といえば、薄毛もトレードマーク。毛根が元気だった20代の頃は、木村が主演したドラマ「HERO」(フジテレビ系)で演じた検察官・久利生公平をまねて、茶髪の毛先を遊ばせていた。しかし、49歳となった現在は頭皮がひん死同然。遊ばせる余裕はなく、これ以上減らさないことに腐心している。
それでも、“ゴッドキムタク”とプライベートで連絡を取れるまでに成り上がった。2児の母となった妻ともども、キムタク好きに拍車がかかっているという。
(北村ともこ)