綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」(TBS系)が9月4日に最終回を迎え、平均視聴率は今作最高の11.6%。全話平均は10.4%だった。
同作品は、サッカー元日本代表の主人公・新町亮太郎(綾野)が現役引退後、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で第二の人生を歩み出すヒューマンドラマ。
前話で会社から解雇され、今後、スポーツマネージメントに関わらないことを高柳社長(反町隆史)から言い渡された新町。そんななか、「ビクトリー」所属で新町を慕うJリーガー・伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍交渉が暗礁に乗り上げる。新町が退社したことを知った伊垣は、自身も「ビクトリー」との契約を解除し、新町にマネージメントを依頼する。また、新町の処遇に納得いかない深沢塔子(芳根京子)と城拓也(中川大志)も会社を辞めて新町をサポートする。
「視聴者の感想としては『このドラマを通じて、スポーツのいろいろ知らなかったことも勉強になりました』『毎回いろんなアスリートが出てきて、いろんな壁がありながらも、必ず最後はいい感じで終わるので、観ていて気持ちよかった』などの意見もありましたが、『各回見応えがあった分、最終回が駆け足で雑な展開になっていたのが残念』という指摘もありました。参議院選挙があり10話でまとめなければならなかったことも、影響があったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
2020年代の日曜劇場作品としては、最低の視聴率だった今作。10月から放送の山崎賢人主演「アトムの童」に期待したい。