食通のグルメ芸人として知られるお笑いタレント・寺門ジモンが、肉への愛情を語り尽くした。
寺門は、9月6日放送「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)の「どうしても曲げられない私の食への考え方」なるテーマにおいて、共演者も驚くほどのグルメへのこだわりをアピール。とりわけ、肉に対する思い入れはズバ抜けており、過去には「牛肉の話で俺より詳しい人に会ったことがない」と豪語した。
肉の競り市に参加すべく、家畜商の資格まで取得する本格派だけあって、焼肉屋で肉をぞんざいに扱い、焼き方が適当な人を「許せない」と一蹴。さらに「肉の声が聞こえないの?」と食材とのコミュニケーションを取るべきだと熱弁すると、徐々にスタジオ内にも“面倒臭そう”といったムードが立ち込めた。
「世界中の予約必須な超人気レストランばかりを巡る寺門の食べ歩きスケジュールは20年後まで埋まっているといい、それが原因で仕事に支障をきたすこともあるとか。過去には、年間契約の大型CMオファーが舞い込み、具体的なスケジュールが進みそうになるも、数年前から予約していたレストランの日と被ってしまい、CM出演のほうを断ったことがあると明かしています」(テレビ誌ライター)
寺門は「生きるために食べるんじゃない。食べるために生きている。だから、食べることに照準を合わせた生活を送る」とのポリシーのもと、年間に焼肉代だけで150万円を費やし、牛がどのように育てられ、流通しているのかを調査するためだけに海外を訪れることもあるという。
「登録者17万人を誇るYouTubeのグルメ専門チャンネル『寺門ジモンのウザちゃんねる』でも、その豊富な知識を遺憾なく発揮しており、度を越したこだわりぶりで共演者、スタッフからウザがられるのはもはやお決まり。忖度なしの食レポを信念としていることから、ネット上には『そんなジモンが好き』『この人の食に関する発言は信頼できます』『ジモンは本当に食べるの好きだし、いつも美味しそうに食べるよね』と好意的に見る人もいるようです」(前出・テレビ誌ライター)
一方で、「話を聞くのは面白いけど焼肉屋には一緒に行きたくない」との声もあり、寺門の熱量は一般人にとってはややハードルが高すぎるのかもしれない。
(木村慎吾)