次世代スター候補とされる南沙良と鈴鹿央士が、来年3月に世界配信されるNetflixドラマ「君に届け」で共演することがわかった。
同作は椎名軽穂による同名漫画のドラマ版で、陰気な容姿から“貞子”と呼ばれ、クラスになじめない女子高生、黒沼爽子と気さくな人柄で人気者の男子高生、風早翔太の甘酸っぱい恋愛を描く。
Netflixとの共同制作となるテレビ東京・松本拓プロデューサーはキャスティングについて、「爽子の内気な雰囲気と、風早の爽やかなイメージが原作と重なる部分が幾重もある」と胸を張るが、同作といえば2010年に多部未華子と故三浦春馬さんによる実写映画が公開。2人が爽子と風早に憑依した演技が絶賛され、興行収入15億円超える大ヒット作となった。
それだけに、ネット上ではドラマ化はあまり歓迎されておらず、とりわけ三浦春馬ファンからは「下位互換」「三浦春馬がピッタリすぎてこれは違う」「えー、かなりレベルダウンしてない!?」「オーラがない」「風早くんがまったく爽やかじゃないね」「男性の顔がコンパクトに凝縮されてる感じで苦手」などと、鈴鹿へのブーイングが飛び交っている。
「三浦さんは2020年に自死したと伝えられていますが、いまだに陰謀論が根強く、他殺だと訴える人たちも多い。8月には50~60歳代の女性数十人が、『三浦春馬さんは不審死です。再捜査せよ』といった文言がびっしり書かれた札をサンドイッチマンになって練り歩くデモを繰り広げています。『君に届け』は三浦さんの代表作の一つに数えられるだけに、“永遠の三浦春馬ファン”にとっては、リメイクは思い出を汚される気持になるのかもしれません」(芸能ライター)
とはいえ、すでに公開から12年以上が経過しているだけに、南と鈴鹿には令和の若者に刺さる胸きゅん作品を生み出してもらいたいものだ。