起死回生の秘策となるのか?
性加害報道を受け、香川照之の「降板」ニュースが毎日のように報じられている。
これまで人気俳優としてドラマや映画、CMに引っ張りだこだったが、世界的企業であるトヨタが契約を打ち切ったことで、ドミノ倒しのように他社も追随。NHKは香川のレギュラー2番組の配信を削除、TBSでも金曜MCを務めていた情報番組「THE TIME,」(TBS系)の出演を取り止めにしたほか、10月期のドラマ「アトムの童」の降板も決定した。
そんななか、ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)だけが唯一、放送が続いている。
「報道を受け、共演の平手友梨奈がブチギレていたとも言われており、現場は最悪のムード。それでも同作では竹内涼真演じる主人公の宿敵を演じているため、降板するというわけにもいかない。また、韓国ドラマのリメーク作ということで、キャストを変更すると韓国サイドに莫大な違約金を支払わなければならない事情もあるようです」(芸能ライター)
まさに針のむしろ、四面楚歌となっている香川だが、騒動以前から韓国エンタメ界へ興味を示していたという。
「韓国エンタメは、2020年に『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞を獲得したように、日本の先を進んでおり、トップ俳優のギャラは超高額。成功すれば、ハリウッドの道も拓けるだけに、英語が堪能で海外進出を視野に入れていた香川は『六本木クラス』でパイプを作って、その足掛かりにと考えていた。そんな中この事態となり、日本に居場所がなくなったことで、真剣に韓国進出を考え始めているといいます。とはいえ、韓国では人気俳優のオム・テウンが2016年に一般女性から性的暴行を受けたと告訴され、『合意』と認定されたにもかかわらず、世間のイメージ悪化で復帰まで4年もの時間を要しています。香川の一連の騒動は韓国でも報じられていますから、日本以上に厳しい目を向けられるでしょう」(芸能関係者)
香川が許される日はいつになるのだろうか。