野球ファンならずとも一度は耳にしたことがあるであろう、「巨人軍は常に紳士たれ」という言葉。これは球団創立者であり初代オーナー・正力松太郎氏の遺訓の一節だ。
現在の第19代キャプテン・坂本勇人選手に、このスローガンにまるでそぐわない、醜聞が発覚した。
9月10日、「文春オンライン」で、巨人軍現キャプテン・坂本勇人選手の女性スキャンダルが配信された。坂本選手は、2年以上前に飲み会で知り合った20代女性A子さんと継続的に男女の関係となったが、そのうちに態度を急変させA子さんを弄んできたと、A子さんの親友が告発している。
坂本選手は、避妊グッズを使うこともなく、過激な性行為を要求し、A子さんが妊娠すると、堕胎を強要。A子さんは精神的に追い込まれ、自死未遂までしたという。
坂本選手はこれまでにも様々な女性関連のスキャンダルがあったが、今回の報道後も試合に出場している。そのため、2008年に不貞スキャンダルが報じられた後、一軍に復帰できないままトレードされた二岡智宏氏とはあまりにも処遇が違うとの批判が持ち上がった。
「また、原監督にも12年、昔の女性問題の解決に際して反社会的勢力とつながりのある人物から脅迫され、1億円を支払ったと報じられた過去があります。巨人軍にとって、坂本選手は有力選手の1人ですし、自身のこともあって処分することなくダンマリを決めこんでいるのではないかと批判が飛び火しています」(スポーツ紙記者)
「紳士たれ」の言葉が何とも空しく響く──。