綾野剛の大ピンチが続いている。
主演を務めたTBS日曜劇場「オールドルーキー」は、平均世帯視聴率は10.4%でフィニッシュ。最終回は全10話中最高の11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録、有終の美を飾っていたが、それでも次の仕事が決まらないというのだ。
「最終話では、綾野演じる主人公が流す涙の量に視聴者が『迫真の演技!』と拍手喝采。ドラマ直前には、NHK党参議員で暴露系ユーチューバー・ガーシー氏の口撃によって大幅イメージダウンとなっていたものの、改めて俳優としての技量を世間に見せつけました」(芸能記者)
とはいえ、まったくダメージがなかったわけではない。2桁割れこそ免れたものの、日曜劇場では20年代ワースト視聴率。とりわけ、女性層からそっぽを向かれていたとの報道も出ている。
「ガーシー氏は今後も綾野の糾弾を続けると宣言していることから、テレビ局やスポンサーからすれば、ドラマ自体が吹っ飛びかねないリスクを抱えた俳優はとても使えない。頼みはスポンサーのしがらみがないNHK。しかも、同じ所属事務所の小栗旬が現在、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演しているという絶好のタイミングでもあります。しかし、ガーシー氏のバックにいるのは、N党の立花孝志氏です。NHKが綾野を起用すれば、たちまちガ─シー氏と組んで集中砲火を浴びせてくるのは目に見えていますから、こちらも厳しい」(テレビ関係者)
となれば、綾野がドラマに登場するには、もはやあの屈辱提案を飲むしかあるまい。
「ガ─シー氏は、綾野の公開謝罪を要求しており、逆にそこまでやらないと絶対に許さない構えです。プライドを捨ててでも、『半沢直樹』(TBS系)で香川照之が見せたような土下座ができるかどうか」(前出・芸能記者)
謝罪を拒めば、配信ドラマ専門俳優となるしかないだけに、綾野は今日も眠れない夜を過ごすことになりそうだ。