Sexy Zone・中島健人が、12月9日に公開される映画「ラーゲリより愛を込めて」に出演する。演じるのは、足が不自由な捕虜という難役。同作は男女が運命に翻弄されながらも、再会を願い続けた11年に及ぶ愛の実話の実写化。二宮和也と北川景子が出演することもあって、早くも話題となっている。
「ケンティ」の愛称で親しまれている中島の代名詞といえば、「セクシーサンキュー!」。明治学院大学社会学部卒というインテリにして、どんな事柄でも瞬時にセクシーな名言に変換できる高いスキルは、テレビ業界で重宝されている。現場では仕事仲間への感謝の気持ちを忘れないようにと、両親から口を酸っぱくして言われ続けた。それを忠実に守っていることも、仕事が絶えずに繋がっている理由だろう。
できすぎた性格ゆえ、あおりを食らったジャニーズの仲間もいる。Kis-My-Ft2の千賀健永だ。キスマイのレギュラー番組「10万円でできるかな」(テレビ朝日系)に中島がゲスト出演した際、外ロケで1時間ほどスクラッチくじを削った。真冬で気温は8℃。川沿いで強風もあった。スタッフがキャストに1人ずつ、「ベンチコートいりますか?」と聞いていった。先頭の千賀が「いります」と答えると、あとに聞かれた中島は「みんな寒いのは一緒でしょ。僕、大丈夫」と拒否。すでに着ていた千賀は、立つ瀬がなかった。
「ヤバいと思った千賀は、スタッフさんに気づかれないようにそっとコートを脱いで、椅子の後ろに見えないように隠したそうです(笑)」(芸能ライター)
男女問わず、特別な記念日でなくてもナチュラルに花をプレゼントできるのが“ケンティ的流儀”。メンバーの佐藤勝利も、もらったことがある。楽屋にいると、鏡越しにバラを持って近づいてくる中島の姿が見えた。さりげなく、花言葉と一緒に手渡されたという。
オフの時も、中島は英国紳士さながらの振る舞いのようだ。
(北村ともこ)