歌姫・中森明菜が、9月30日通算50枚目のシングル「unfixable」を発売することが明らかになり、芸能界復帰が危ぶまれていただけにファンの間では大きな話題を呼んでいる。
「新曲のタイトルを日本語訳すると『再生不能』。かなり意味深なタイトル。今年1月に5年4カ月ぶりにリリースしたシングル『Rojo-Tierra-』が2万枚しか売れずに惨敗して、再び引きこもってしまうのではないかと心配する声が上がっていましたから、何はともあれファンはホッとしているようです」(女性誌記者)
前回のシングルについては、こんな話もある。
「昨年の紅白歌合戦に出場して健在ぶりをアピールした結果、『あれ、病気だと聞いていたけど意外と元気そう』と拍子抜けして熱烈なファンが失望感を味わい、それが売り上げに響いたという説もあります。あの後出したベスト盤の売り上げもいまいち。今回は背水の陣で臨んでいるはずですよ」(レコード会社関係者)
明菜本人の思い入れもかなりのものだとか。
「レコーディングは企画段階から参加して、数曲録音した中で、この曲が選ばれました。海外の作家4人による曲で、全編英語の歌詞は明菜本人も初めてのこと。7月13日に50歳を迎え、しかも50枚目のシングルともなれば、思い入れも半端ではないでしょうね」(前出・レコード会社関係者)
しかしその反面、早くも心配の声が上がっている。
「これだけ真剣に取り組んでもし売れなかったら、もう引退するしかない」(音楽関係者)
50歳にリリースした50枚目のシングル。これがラストソングにならないことを祈るばかりだ。
(村上トマト)