24歳の時にお笑い芸人の萩本欽一率いる茨城ゴールデンイーグルスに入団し、その愛らしいルックスから「野球界のアイドル」としてメディアにも多数登場。一躍ブレイクした現在は同球団の監督を務める片岡安祐美。
ところが、そんな彼女が有名スポーツメディアのサイトに語ったインタビューの内容に読者から違和感の声が続出してしまったとか。それはなぜか。
「ジェンダー問題が指摘される最近の流行なんでしょうか。現役時代に美人アスリートとしてメディアに取り上げられた女性たちが、引退してしばらくたった今、インタビューで当時のルックス重視の報道が『嫌だった』と立て続けに告白しています。片岡さんも同じで、特に野球は男性と同じチームだったわけですが、自分ばかりにカメラが向けられることに違和感しかなかったのだとか。
女性アスリート企画のテレビ番組に出演した際には、当時『ビーチの妖精』と呼ばれたビーチバレーの浅尾美和さん、オグシオこと『美人すぎるバドミントンペア』と呼ばれた小椋久美子さんと潮田玲子さんらと『(自分たちの取り上げられ方が)なんか嫌だね』と話したと言うんです。しかし、この片岡さんの回顧に読者にむしろ“違和感”を覚えたのは読者のほうで、多数のツッコミに近い声があがっているんです」(女性誌ライター)
インタビューで片岡は、アイドルだからと特別扱いされたくない、見た目ではなく「プレーを見てほしかった」と語っている。しかし、それすらツッコミの対象になってしまった。
「片岡さんが打席に立つと相手が前進守備を敷いてきたり、投手がなめた緩いボールを投げてきたりすることがあったと告白していますが、読者からは片岡さんへ『前進守備は普通の作戦』『プレーを見てないと決めつけてるのが自意識過剰』『実力なら試合に出られるレベルじゃなかったと思う』などのツッコミが入ってましたね」(前出・女性誌ライター)
また、アイドル扱いやルックス重視の報道に『嫌だった』と話したことにはもっと厳しい批判が。
「片岡さんといえばテレビのバラエティにも多数出演。ある番組では、自宅の電球を替えさせるだけ、宅配ピザを一緒に食べるだけ、そんな必要な時だけ呼ぶ男友達がいるという自慢トークを繰り広げ、『調子に乗ったことを言わせてもらうと、みんな私のことを好きだと思う』とぶっちゃけて、坂上忍さんを『意外なところからクソ女が出てきた』とあきれさせたことがありました。今回のインタビューを読んだ読者には当然そんなエピソードなどを知っている人もいますから、『さんざん自分の見た目を利用してきて(アイドル扱いが)嫌だったはない』『今さら言うのっておかしくないですか?』とブーイングですね」(前出・女性誌ライター)
今回のインタビューも、そもそもアイドル野球選手だった実績があったからではないだろうか。
(小机かをる)