朝ドラ「ちむどんどん」(NHK)にて料理人・矢作役を演じている井之脇海。ドラマではツンデレな料理人を演じているが、プライベートでも“あるジャンル”に関して料理に精通しているという。そのジャンルというのが“登山飯”だ。
というのも、井之脇の趣味は登山。6月25日に出演したラジオ番組「石丸謙二郎の山カフェ」(NHKラジオ)ではその話題となり、17歳の時に父親に連れて行かれた富士山の話に。「目の前に広がった山の景色に圧倒されて。最高の思い出です」と当時を振り返り、大学の時、丹沢に登ったエピソードも披露。井之脇はこれまでも日本百名山を20座登頂しているという。
井之脇は、登山好きが高じてファッション誌「SPUR」のネットサイト「SPUR.jp」にて「井之脇海と山の話(後に「井之脇海、山と自然を遊びつくす」と改名)」を連載。昨年最終回を迎えたが、こちらではたびたび“登山飯”を紹介していた。
「2020年10月には『マイベスト山ごはんは、米とうどん』と題した記事を掲載。『山のごはんといえば、できるだけ傷みにくく、軽い食材で、ごみは少なく、燃料を使いすぎずにできるレシピがセオリー』として『レトルトカレーと合わせてカレーうどんにしたり、グリーンカレーとパクチーでタイカレーうどんにしたり。うどんはゆでる必要すらない流水麺で、コッヘルにうどんとカレーを入れて温めるだけです。カレーは、食欲が湧くから山におすすめ』『夜は炊き込みごはん。テントを張ってひと息ついたら、メスティンにお米と水、乾物のきのこ、少しのしょうゆ、冷凍して持ってきたレトルトの切り身塩じゃけをのせて、あとは固形燃料まかせ』と語っています」(女性誌記者)
井之脇は、9月12日放送の番組「あさイチ」(NHK)に出演。「ちむどんどん」での役作りの話題に触れながら“極上の親子丼”作りにも挑戦した。
「撮影前にイタリアンのお店で2回ほど料理の勉強をしたことや『カルパッチョを作ると包丁さばきがうまくなる』と聞き、毎日自宅でカルパッチョを作って食べていたことも明かしました。番組では手際よく半熟ふわとろの親子丼を作る姿を披露していました」(芸能ライター)
“登山飯”で鍛えた料理の腕前。まもなく最終回を迎える「ちむどんどん」で、そんな彼の残り少ない料理シーンに期待したい。
(窪田史朗)