9月24日に最終回を迎えた林遣都と仲野太賀のW主演ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)。最終回が始まる少し前から24時間だけ公開された番組公式インスタライブが反響を呼んだようだ。
特に注目されたのが、番組公式ホームページで公開されている「視聴者が選んだ名場面」でもランクインしている、8月13日放送の第5話中盤にあったカラオケシーンでのエピソード。
鈴之介(林)、悠日(仲野)、小鳥(柄本佑)、星砂(松岡茉優)の4人がカラオケボックスへ行くことになり、鈴之介が2007年3月にリリースされたYUIのヒット曲「CHE.R.RY」のサビを高い声で朗々と歌うと「このサビをスルーできる人間はこの世にいない」とドヤ顔。するとその続きを悠日がCharaのようにささやくようなウィスパーボイスで歌い、その後は4人の大合唱となる「ザ・青春」なワンシーンだ。なんとこの場面、仲野の単独歌唱からの4人の大合唱はアドリブだったそうなのだ。
「CHE.R.RY」は仲野がカラオケで歌う十八番で、オンエアでそのシーンを見た仲野は「これ悠日じゃない。仲野太賀だ」と思ったのだとか。さらに、アドリブ歌唱シーンがオンエアされたことでカットされたシーンがあり、それが鈴之介と小鳥が初めてお互いのことを「鈴(りん)ちゃん」「ことりん」と呼び合うシーンだったと林が説明した。
「ネット上には『カラオケの大合唱シーンがアドリブとは思わなかった』『あんなに素敵で4人が打ち解けたチェリー合唱がアドリブだったと知ってビックリ』『あの歌が太賀の十八番って意外だわ』といった声があがっています」(女性誌記者)
10月22日スタートのドラマ「ジャパニーズスタイル」では、主役を張るという仲野。温泉旅館の玄関とロビー、従業員室、大浴場の入口、エレベーターの場面転換のみでストーリーが展開し、撮影収録は観客を入れた状態で、ほぼ本番一発勝負の長回しで行われているという、このチャレンジングなドラマも、今から楽しみだ。