9月23日深夜に最終回を迎えたジャニーズWEST・重岡大毅主演ドラマ「雪女と蟹を食う」(テレビ東京系)。
「ヤングマガジン」及びウェブで連載されたGino0808氏による同名漫画が原作で、冤罪をかけられ絶望した北(重岡)が死ぬ前に北海道で蟹を食べようと思い立ち、偶然出会った雪女を思わせるセレブ妻・雪枝彩女(入山法子)の家に強盗に入るも、彩女と共に美味しいものを食べながら北海道まで旅することになるサスペンスフルなラブストーリーだ。
ラストは生きる希望を彩女に見つけた北は、入水した彩女を助け出し、2人は北海道で仲よく暮らすというハッピーエンド。しかしそこに至るまでのプロセスは、テレ東が得意とする「食」「旅」「艶」が満載で、ジャニーズ所属でありながらリアルな艶シーンを何度も演じた重岡にとって、間違いなく役者としてステップアップした作品になったと言えるだろう。
「重岡が演じた冤罪をかけられた北は、原作漫画より“その辺にいそうな男”というリアリティにあふれていて泥臭く、人間味があって魅力的だったのではないでしょうか。ネット上にも『しっかりオスになる重岡がめっちゃ艶っぽかった』『自暴自棄な男なのに、根は悪いヤツじゃないんだろうなと思ってしまうのは、重岡大毅が演じているからだと思う』『生きることの情けなさとかカッコ悪さとか、死にたいと思っていた人間が生きたいと心変わりした心の機微みたいなものが、重岡だからより伝わってきた』といった感想が上がり、より多くのメッセージが視聴者には伝わったようです」(女性誌記者)
重岡はこのドラマで、ジャニーズにおける唯一無二のポジションを獲得できたのではないだろうか。