中居正広が爆売れしたことを実感した“3つの瞬間”とは?

 今や番組MCとして知らない人はいない中居正広。SMAP解散から6年、ジャニーズ事務所を退所して2年が経つが、地上波レギュラーを堅持。SNSを開設しないアナログ堅気も変わらない。その時代に迎合しない生きざまが、古い付き合いとなるテレビマンから信頼を得ているようだ。

 SMAPが6人でCDデビューしたのは1991年。歌番組が軒並み終了し、アイドル氷河期に突入したタイミングだった。それまでの少年隊、光GENJIが築いた時流に乗れず、ジャニーズアイドルの不文律であるリリースされたCDの売り上げランキングで初登場1位を獲得するまでに、およそ3年もかかった。94年にリリースされた12枚目のシングル「Hey Hey おおきに毎度あり」は、浪速の商人がモチーフとなったコミカルソング。この曲でようやく首位を獲れ、歌番組でもフルサイズで歌わせてもらえるようになった。

「この年の正月には、日本武道館でコンサートを開いています。しかも、午前に第1幕目があがって、全6公演。武道館の1日最多記録は、いまだ塗り替えられていません」(アイドル誌ライター)

 95年、コントなどにも挑戦していたバラエティ番組「夢がMORI MORI」(フジテレビ系)が終了。翌96年に、ゴールデンタイムの初冠番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)がスタートした。与えられた衣装に、メンバーは「こんな高いのを着られるの!?」と喜び、用意された車に「電車(移動)じゃなくてワンボックスに乗れるんだ」とはしゃいだという。SMAP伝説の幕開けだ。先のアイドル誌ライターが続ける。

「中居は売れることを実感したことがいくつもあったそうです。社用車より、自分の愛車のほうが高くなった時。さらに、テレビ局の楽屋より自分のマンションのリビングのほうが大きくなった時。スタイリストさんが用意した衣装より、自身が着てきた私服のほうが高価だった時は、『ヘンな感じだな』と恥ずかしかったとか」

 ジャニーズアイドル初の金字塔を次々と打ち立て、「国民的アイドル」という新語を作り出したSMAP。平成のアイドル史のど真ん中を疾走し続けたが、そのバトンを嵐に手渡し、グループは不可解な形で16年に幕を閉じた。それでも、復活を望む声がいまだSNSを中心に絶えないのは、“国民的”たるゆえんか。

(北村ともこ)

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