フリーアナウンサー・吉田明世が語ったリアルな家事の姿に対し、多くのママから熱烈な支持の声が寄せられている。
吉田は2019年、8年間在籍したTBSを離れ、フリーに転身。現在は2児の母として育児に奮闘しつつ、TOKYO FMにて「ONE MORNING」と「THE TRAD」にレギュラー出演する多忙な日々を過ごしている。
仕事、育児、家事という3つの大きなタスクをこなしている彼女だが、10月2日、生活情報メディア「CHANTO WEB」のインタビューによれば、最近になって家事代行サービスを利用し始めたようだ。
「吉田は育児と仕事を両立するうえで、あえて『完璧にやろうとしないこと』を意識しているといいます。以前には頑張って凝った料理や離乳食を作っていたのが、現在はシラスご飯にお味噌汁とか、シンプルなもので、なおかつ栄養バランスを考慮したものにしているそう。また、子どもが風邪を引いた際は、以前は近所に住む母親に子守りを頼んでいたのが、『最近は区の病児保育に登録して、これまで何回かお世話になっています』と説明。地域のサービスを積極的に活用することで、育児にまつわる悩みや苦労を『自分独りで背負わないマインドが大事』だと指摘しています」(前出・女性誌ライター)
吉田は家庭内の“実態”についても「ずっと散らかっていますし、正直、家のことは何一つ回ってないです」と告白。「最低限、洗い物や洗濯はしますけど、2~3日、洗濯物の山が放置されていることもあります」としつつ、「命にかかわらない」家事は優先順位を下げるという。
吉田については、今年3月14日放送の「100%!アピールちゃん」(TBS系)が、2人の子どもを育てながらラジオの生放送に臨む多忙な日々に密着。早朝、水回りの音で寝ている子どもたちを起こさないよう、洗顔や歯磨きはラジオ局に到着してから始めるという徹底ぶりを見せると、夕食は豚汁と白米のみのシンプルなものに。「仕事しながら1汁3菜なんて難しいです」と漏らし、野菜の買い出しは週に1度に留め、まとめて冷凍しておくのがルーティンになっていると説明した。
「病児保育や家事代行サービスを利用することで、時間や心に余裕が生まれるようになり、仕事と育児のスムーズな両立にもつながっているようです。彼女のスタンスには共鳴するママが多く、『吉田アナ、素直ですね。洗濯の山、共感です』『とても素敵だと思いますよ』『飾らず、正直な人という印象を受けました』といった声が寄せられました」(テレビ誌ライター)
各家庭でどこに重きを置き、何を後回しにするかという判断しだいで、それぞれの生活様式は変化していくだろうが、少なくともフリーアナウンサーとしての仕事を続けていきたい吉田にとっては、現在のカタチが最適解だったと言えそうだ。
(木村慎吾)