女優の橋本愛が、9月30日に放送された番組「A-Studio+」(TBS系)に出演。芸能界の友達が少ないことが明らかになった。
橋本は高校1年時に上京。当時を振り返り、「東京で友達を作るのはちょっと忘れてて、高校の時に友達を作りそびれちゃったんですよ。将来のことを考えたらちゃんと作っておいたほうがよかったなと最近思ったんですけど」と振り返った。
番組MCのKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が「共演者の方とか、仲よくなった人がいるんですか?」と質問すると「極少ですね」と断言。数少ない芸能人の友達として松岡茉優や杉咲花、森川葵の名前を挙げた。
「番組では、橋本の友人の森川葵を取材。藤ヶ谷が『(橋本は)たぶん私が(番組に)出るって気づいてるんじゃないかって。なぜかというと友達がホントいないから』と言っていたと明かしていました」(芸能ライター)
橋本が、芸能界の友達が少ないのは極端な人見知りが原因の1つなのかもしれない。
「2013年に出演した主演映画『さよならドビュッシー』の舞台挨拶に共演者の清塚信也や相楽樹らと登壇した際、相楽との共演について『(自分と)似ているところがあり、干渉せずに仲よくなった。積極的にコミュニケーションを取るのが得意ではないので、一緒にいて楽でした』とコメント。清塚については『初めて会った時の記憶がない。人見知りなので』と話し、会場からは笑いが起こっていました」(女性誌記者)
昨年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」でヒロインを演じた橋本だが、主演の吉沢亮とはこの人見知りという共通点が功を奏したようだ。
「同年に放送された番組『ごごナマ』(NHK)にゲスト出演した際、吉沢の印象について『(渋沢)栄一さんのように明るく、快活というよりは、結構物静かな方で』とコメント。橋本は、吉沢の事前情報として『最初に人見知りだっていう情報は得ていた』と前置きして、『私もすごい人見知りだから“ヨッシャ!”と思って』『お互いポツリポツリと話しながら、ゆっくりコミュニケーションをとっていく感じが、私としてはやりやすい』と話しています」(前出・女性誌記者)
橋本と吉沢は、大河では夫婦の役柄。橋本の話を受けて番組MCの美保純が「自然に夫婦になっていくから、そのままいきそうですね」とコメント。それを聞いた橋本が「それどういう意味ですか?」と笑いながらツッコミを入れるひと幕も。今にして思えば「青天を衝け」の息の合った演技は、2人の人見知りが築き上げたものだったのかもしれない。
(窪田史朗)