女優・福原遥がヒロインを演じるNHK朝ドラ「舞いあがれ!」第4話が10月6日に放送され、元欅坂46の長濱ねるが初登場。ネット上では期待の声が多数寄せられている。
今回の朝ドラは、ヒロインの岩倉舞(福原)がものづくりの街・東大阪市と自然豊かな五島列島という二つの故郷でさまざまな人たちと出会い、空を飛ぶ夢に向かっていくオリジナルドラマ。
第4話では、舞(浅田芭路・子役)が母・めぐみ(永作博美)と、五島列島で暮らす祖母・祥子(高畑淳子)の家を訪ねる。近所に暮らすさくら(長濱)は舞を見ると、「ばぇ~。みじょか(可愛い)ね。どこん子?」と驚き、その子が自分の孫だという祥子に思わず「ばぇ~。似とらんね」と言って笑いを誘う。
「本作で長濱が演じる山中さくらは、長崎・五島列島で暮らす若者。祥子が作ったジャムを売り、遠距離恋愛をしている彼氏との夢だった喫茶店『みじょカフェ』をオープンするという役どころです。長濱自身も幼少期を五島列島で過ごし、今でもたびたび訪れているのだとか。長濱について、制作統括の熊野律時氏は、『こういう方に参加していただくことはとても大事』としたうえで、五島列島の言葉についてレクチャーを受けていることも話しています」(テレビ誌記者)
さくらは今後ヒロインの舞とも交流を深めていくようで、熊野氏は「面白いキャラクターなので、ドラマのいいアクセントになる人物」だとコメントしている。
「長濱は、欅坂46(現・櫻坂46)時代は平手友梨奈に続く2番人気ポジションでした。17年に発売した1st写真集『ここから』は当時の坂道グループ史上最多の初版12万部でスタートし、週間売り上げでは白石麻衣が乃木坂46時代に発売した『パスポート』に続く、『女性ソロ写真集週間売上部数』歴代2位をマーク。その後も堅調にセールスを伸ばし、22万部の大記録を打ち立てています。しかし、19年に突然卒業を発表。その理由としては、“平手シンパ”の『いじめファイブ』の標的にされた、バンドマンとの交際を優先させた、などと様々報じられていました。しかし、芸能活動を再開させてからは女優としてのキャリアを積み重ねてきており、今後の飛躍が期待されます。欅坂46を脱退した平手が夏ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)で演じたヒロインが絶賛され、女優として確固たる地位を築いたところ。長濱としては当然意識して、虎視眈々と“平手超え”を狙っているはずです」(アイドル誌ライター)
今作は、五島列島出身の長濱ならではのハマり役。ぜひ、ブレイクのきっかけにしてほしいものだ。
(窪田史朗)