「見ていて不快!」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光による悪ノリが世間から反感を買っている。
餌食となったのは、本格的なトーク番組にほぼ初めて挑戦することになった日本テレビ・藤井貴彦アナだ。10月11日、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)の3時間スペシャルにゲスト出演し、「本当は出たくなかったです」と本音を吐露。その理由として「さんまさんの番組にはあんまり出たくない。こんなストライカーばっかりいるところに出るのは恥ずかしいんですよ」と述べると、隣の席には特番が大好きな“ストライカー”太田の姿が。この最悪なポジションが藤井アナの災難につながり、自身のトークの際にも太田から執拗なイジりを受けるハメとなった。
日本テレビの若手アナらの活躍に嫉妬するかとの話題では、「全然悔しくありませんよ。嬉しいですよ」と語る藤井アナ。すかさず太田が「調子に乗ってるんですよ(笑)。好きなアナウンサー1位になってる、その余裕です」とチクリと刺すと、その後も再三にわたって藤井アナのトークに割って入った。
ただでさえ慣れないバラエティの場で、隣の太田からのしつこいイジりが続き、藤井アナは「ちょっと私に話をさせてもらっていいですか?」「なんで、あんま話しかけないでもらえますか?」と苦笑しながら懇願。
続けて、エピソードトークでは「おじさんが電線に引っかかった」話を披露しようとするも、途中で太田が「スズメが3匹~」と「電線音頭」の一節で妨害。藤井アナは「ちょっと静かにしてもらえますか」と注意したが、太田のちょっかいは止まらず、「もういいです! ありがとうございます!」と諦めていた。
「普段であれば、太田の餌食となるのは共演のお笑い芸人ですが、今回はトーク番組に不慣れな藤井アナとあって、ネット上には『ただただ藤井アナがかわいそうだった』『もう太田を出すな』『藤井さんへのイジりがしつこくで嫌』『不愉快だったのでチャンネル替えた』などの批判が並ぶことに。昨年の選挙特番での炎上劇もそうでしたが、57歳となった今も“KY芸人”として敬遠されてしまうのは、こうした悪ノリの積み重ねが原因でしょう」(テレビ誌ライター)
藤井アナからすると「だから出たくなかった」という思いだったのかもしれない。
(木村慎吾)