2002年からテレビ朝日の「SmaSTATION!!」で、SMAPの香取慎吾と司会を務めてきた大下容子アナウンサーの、「ワイド!スクランブル」内での、“SMAP解散”に関する発言が話題になっている。
番組の中で大下アナは「涙が出てしまった」と声を詰まらせ、「香取さんがこの解散という結論を出されたことに、非常に不条理なものを感じます」と意味深なコメントをした。
これに対しネット上では、「解散したがってたのは香取なのに擁護してるのはなぜ?」「アナウンサーがテレビで個人の意見を言っていいの?」「一人に肩入れするのはおかしい」など批判的な意見もあるが、「大下アナは本当に勇気のある人。尊敬する。願わくばこういう内容のことを、長年SMAPメンバーと一緒に仕事をしてきた先輩大物芸能人の方たちに言ってほしかった」「近くで見ていて慎吾ちゃんの真面目過ぎるところ、本気で悩んでいる姿を知っているんだと思う」など称賛する声もある。
「香取にとって大下アナは、頼れるお姉さん的存在」だと芸能記者は言う。
「『スマステ』はゲスト以外、基本は香取と大下アナだけ。2人だけで話す時間もたくさんあっただろうし、大下アナはSMAPの他のメンバーとの交流もあるので、内部事情は大方察していたでしょう。香取の悩みや苦しみもそばでずっと見てきたからこその発言。もっと言いたいことはあったでしょうが、局アナであり司会者という立場ではギリギリの表現だったと思います」
「SMAPとしての活動は無理」と言い切ったと伝えられる香取の心中には深い闇があり、それを知っていたからこそ、大下アナの口から「不条理」という言葉が出たということか。