8月15日に放送された桐谷美玲主演のテレビドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)第6話の視聴率が、8.3%だったことがわかった。この記録は同ドラマの放送開始以来、最低の数字となる。
「同ドラマは1話、2話と10%台をキープしていましたが、3話からは1ケタ台に下落。以降も数字は下がり続け、今回は自己ワースト記録となりました。ただ今の時点では、月9史上最低記録を出した、福山雅治主演『ラブソング』の全話平均視聴率は下回っていないため、ギリギリのところで踏み止まっています」(テレビ誌記者)
第6話では、山崎賢人演じる夏向が、雨の中で桐谷演じる主人公を待ち続け、体調を崩して倒れ込むというシーンが放送された。
このシーンが、ある人気作品と酷似しているとして、一部視聴者から辛辣な意見が殺到したという。
「今回、山崎演じる夏向が主人公と強引に約束を取り付け、2人が会う時の台詞のやり取りから、体調を崩して倒れ込む際、女性側が相手に襲われると勘違いするリアクションまで、多くのシーンがドラマ『花より男子』(TBS系)で、嵐・松本潤が演じたシーンと酷似していました。そのため、松本ファンからは『F4が3兄弟になって、舞台が学園からレストランになっただけ』『大好きで大切なシーンを他の恋愛ドラマで使うのやめてほしい』『松潤のほうがかっこいいから!』と盗作を疑う怒りの声が殺到したのです」(前出・テレビ誌記者)
旬のイケメン俳優が出演しているため、女性視聴者が多いと言われる現在の月9。はたして今後、「好きな人がいること」は、かつての「花より男子」のように女性の心を掴むことができるだろうか。
(森嶋時生)