元松竹芸能所属のお笑いコンビ・TKOの木下隆行が10月17日までに自身のツイッターアカウントを更新し、同事務所の先輩・よゐこの濱口優による暴露トークに反論してみせた。
木下といえば、後輩芸人へのパワハラやペットボトルの投げ付け、さらにはお笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんの顔面踏み付け行為などを「事実」と認め、2020年3月に松竹を退所。現在はYouTubeを主戦場に活動し、徐々に人気を回復させている最中にあるが、ここにきて、かつての戦友から“追撃”を受けてしまうハメに。
10月13日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演した濱口は、1年後輩にあたる木下の“ドケチ”エピソードを紹介。後輩ら総勢9人を引き連れて、うどんチェーン店「つるとんたん」へ向かった木下について、「9人いるのに、木下くんが『じゃあ、うどん3杯頼もうか』って言って」と人数に合わないボリュームの注文だったと明かした。
濱口は、「一応、木下くんには理由があって。『つるとんたん』さんって3玉まで無料なんです。だから、ほかの奴らは同じやつのを2玉食え、みたいな」と説明。これに不満を覚え、「セコい!」と糾弾したのがクロちゃんで、その結果、木下から「お前土下座せぇ」と命じられ、土下座したところを木下に踏み付けられたというのだ。
しかし、肝心の木下本人はSNSでこれに反論。放送翌日、番組内で紹介されたドケチエピソードを報じたネットニュースを引用し、「どん底に落ちた好感度を必死で取り戻そうとすることもないけど、また嘘のエピソードはあかんな~。そんなことで土下座させるかー!」と事実ではないことを強調した。
その後、うどんのエピソードについては「ほんま」「でもほかも頼んだやろ」と認めつつ、10月17日には「よゐこ濱口さんがダウンタウンDXで目の前の笑いのために嘘ついた発言がこの様なニュースになって事実として広がって行く、、、もうやめてほしいなぁ…」とツイート。松竹時代の先輩に物申す投稿で注目されることに。
「仮に濱口の暴露が“目先の笑いのため”だったとはいえ、これまでに複数の金銭トラブル疑惑があり、頭の踏み付け行為自体を本人が『事実』と認めている以上、世間の同情を集めるのは困難でしょう。経緯に多少の違いがあるのでしょうが、ネット上には『まだこんなレベルでゴネているのは、少し哀れです』『こうやって名前を出してくれて、今までのことを含め笑いにしていこうという仲間意識に気付けないのはタレントとしてヤバい』といった苦言が続出しました」(テレビ誌ライター)
なかなか地上波のバラエティ復帰が叶わない最大の原因は、木下本人の姿勢にあるのかもしれない。
(木村慎吾)