小栗旬主演のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第39話が10月16日に放送され、「ゲスの極み乙女」のドラマー「ほないこか」が出演。大河デビューに驚きの声が上がっている。
第39話で「ほないこか」ことさとうほなみが演じるのは、源実朝(柿澤勇人)の御所に仕える女房・よもぎ役。実朝の側室候補となるもいきなり「酷い男に引っかかってしまいました。妻にすると言っていたのに、散々弄んだあげく別の女子を作って捨てられてしまいました」と衝撃の告白。これが「ゲスの極み乙女」のドラマー・ほないこかであったことから、「ついに大河女優になりはった」「飛ぶ取りを落とす勢いですね」などの声が、ネット上に寄せられた。
2017年にドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)に出演した際、「女優デビュー」と宣伝されたが、もともと音楽活動とともに10代前半からモデルやタレント、女優としても活動。昨年公開された映画『彼女』では水原希子とW主演。今年公開された映画『愛なのに』でもヒロインを務めている。
そんな彼女の人気を不動のものにしたのが、今年の夏期の連ドラ「六本木クラス」(テレビ朝日系)ではないだろうか。
「彼女が演じたのが、『二代目みやべ』の料理人でトランスジェンダーの綾瀬りく役。難しい役を見事に演じて、ネット上には『泣かされた』『演技本当に素晴らしかった』『かっこよすぎる』など絶賛コメントが殺到しました。韓国版の『梨泰院クラス』ではこの役をイ・ジョヨンが熱演。彼女は今年公開された是枝裕和監督の映画『ベイビー・ブローカー』に抜擢され、さらなるチャンスをつかみました」(週刊誌記者)
「六本木クラス」に続き「鎌倉殿の13人」に出演のさとうほなみ。大きな爪痕を残し、女優としてさらなるステップアップのチャンスと言えるだろう。
(窪田史朗)