10月20日にスタートした岡田将生主演ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)がすこぶる好評のようだ。
一応は「岡田が主演」ということになってはいるが、実質は「中井貴一とW主演」といった感が強い今作。アメリカではメジャーな資格であるフリーランスの看護師「トラベルナース」が日本の医療現場を改革するストーリーは、米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)を「医師から看護師」に置きかえたかのようだとささやかれており、ネット上でも「気持ちいいほど『ドクターX』にそっくり」と拍手が起きている。
「『ドクターX』の脚本家である中園ミホ氏による新作ドラマが『ザ・トラベルナース』なんですが、中にはそのことに気づかず『これってドクターXのパクリだよね?』とコメントしている人もいるほど、2つの作品はよく似ています。
医師の指示で医療行為を行うことができるNP(=Nurse Practitioner)として、アメリカでスーパードクターの補助をしていた生真面目でプライドの高い那須田歩(岡田)と、あちこちの救急病院で働いてきた物腰柔らかなスーパーナースであることは確かだけれど、実は大きな秘密を隠し持ち、ドスの効いた広島弁を話すこともある九鬼静(中井)という2人が、これからどのようにして絆を深めていくのか、現代医療を改革していくのか。また、中井演じる九鬼の秘密とはいったい何なのか。気になることばかりです」(テレビ誌ライター)
初回の視聴率は11.9%を記録。このまま2ケタをキープできるか。