嵐の相葉雅紀をはじめとするジャニーズタレントが集結し、ゲストを相手にゲームで対決する「VS魂グラデーション」(フジテレビ系)の公式ツイッターが10月25日に更新。27日の放送休止が伝えられたことをきっかけに、ネット上では番組内容の劣化を指摘する声が相次いでいる。
公式ツイッターはこの日、「今週の#VS魂の放送はお休みになりました! 予告していた内容の放送日は改めてお伝えします!」とツイート。これはプロ野球日本シリーズの中継が27日の第5戦まで行われることが確定となったため。さらに公式サイトでは11月3日、10日も休みと告知されており、11月17日の次回放送までほぼ1カ月放送がないことになる。
ネット上ではこれをきっかけに《要するに局内では放送してもそこまで数字が取れないから、寂しいけど優先順位が低い番組って扱いなんでしょうね》《面白かったのはVS嵐の時とVS魂の初期の頃のみ。今や毎週『何かの順番の並び替え』だけの一本調子》《今のグラデーションは面白くないよね》など番組への否定的な感想の声が続出する事態となっている。
「『VS魂 グラデーション』はもともと嵐メンバー5人の『VS嵐』からスタートした番組でしたが、20年の嵐の活動休止に伴い、相葉1人が番組に残って“魂を継承する”という意味で番組名を『VS魂』に変更して継続。しかし、嵐時代ほどの人気は得られていないようで、今年4月に現在の番組名に再び改題し、内容もリニューアルすることになりましたが視聴者の評価は芳しくありません。同番組は先日も長期の放送休止となっており、9月29日の回以降は10月20日まで放送がありませんでした。その間放送されたのは2時間の特番です。これはフジテレビがレギュラーでは数字が取れないと判断しているに等しく、人気番組であれば、短い期間で2度も長期に渡って放送を休むことはありません。人気番組だっただけに、現在は幕を下ろすタイミングを考えている段階かもしれません」(芸能記者)
長期休止は終わりの始まりなのだろうか。
(柏原廉)