こんにちは。三田モニカです。火曜日の夜9時にお引っ越しした、新生『科捜研の女』(テレビ朝日系)。同じスタイルを貫いたからこそ、人気が出たドラマの代表格だと思うのですが、ここ最近、視聴率の伸び悩みを言われていたようです。そのためか、今シーズンは雰囲気も変わり、キャストにも変更がありました。そこで私は、新しく榊マリコの同僚に加わった、君嶋直樹(きみじま・なおき)こと小池徹平さんが、今シーズンのカギを握っているとにらみ、占ってみることにしました。今回も、占法は西洋占星術。使うのは、やはりホロスコープ(誕生時の惑星の配置図)です。
見た目の愛らしさや、漂うホンワカしたムードもあって、小池徹平さんといえば「愛されキャラ」という言葉が浮かびます。ところが、彼のホロスコープを見て、仰天しましたよ。なぜなら、下手をすると「陰キャ」になりかねない星の配置だからです。まず、性格や生き方を表す太陽が山羊座ゾーンに入っています。山羊座は不器用で社交下手の代表格。恥ずかしがり屋でもあり、自分から知らない人に心を開いて接近するタイプではありません。また、感情や好み、ライフスタイルなどを表す月が、蠍座ゾーン。蠍座も内向的で、お世辞にも社交上手とは言えないのです。しかも、蠍座はマイペースですから、人からどう見られようと関係なーい!と思いがち。
以上を踏まえると、どうしても「陰キャ」の匂いがしてくるんですよね‥‥。た・だ・し、山羊座も蠍座も、一度、信頼関係を築いた相手には、誠実の限りを尽くします。約束はきちんと守る義理堅さがあるし、頼まれたら必ずやり遂げるはずです。さらに、山羊座も蠍座も、学者や研究者に多いタイプ。孤独に強く、集中力があり、研究熱心なんですよねー。だから、小池徹平さんが学者研究者でなく、役者という職業に就いているのが不思議なくらいです。おそらくですが、自分を追い込み、役に集中して演じるというスタンスなのではないでしょうか。そんなホロスコープの持ち主ですから、今回の役どころ「科捜研の研究者」というのは、ピッタリかもしれませんね。
ここで核心に触れましょう。果たして小池徹平さんの投入で、ドラマの視聴率は上がるのか!? 答えは「イエス」です。惑星同士の角度に目を向けてみますと、なんと悪い角度が全くない。かといって、非常にいい角度もない。「ほどほどによい」角度が目立つんですね。これは、「いい人」を表す、典型的なホロスコープといえるかも。だから、人から嫌われることは、まずないでしょう。視聴者に安心感と好感を与え、「いい人だなぁ」という印象を残すはずです。視聴率を稼ぎたければ、できるだけ小池徹平さんをフィーチャーするといいかもしれませんね。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。