11月1日、東京・歌舞伎座で行われた「十一月吉例顔見世大歌舞伎」祝幕お披露目会見に登場した、市川海老蔵あらため十三代市川團十郎白猿。前日にこの名前を襲名したばかりで、11月1日のYouTubeチャンネル〈oricon〉では、祝幕お披露目の模様が披露された。
「團十郎と呼ばれるようになった心境」を記者から問われると、「今日も娘と一緒に自転車で30分くらいサイクリングをして、ちょっとお茶をしてたら、お兄さんたち2人が『海老蔵さん、海老蔵さん!』と言うんで、『海老蔵じゃないです。私、今は團十郎です』と話をしたら、横で娘が爆笑してました。ですから、まだ慣れておりません」と、丁寧に言葉を選び、かしこまって答えていた。
「海老蔵時代の10年11月、東京・西麻布の飲食店で元暴走族の男から暴行を受け、頭部と顔面に負傷した事件は今も記憶に新しいところです。海老蔵は、顔面整復手術も受けた被害者ですが、半グレと呼ばれる集団が出入りする店でのトラブルということもあり、素行の悪さが明るみになったわけです。あれから10年以上が経過したとはいえ、ガラッと心を入れ替えたとは思えません。17年6月に妻・麻央さんと死別し、現在は独身とはいえ4月7日発売の『女性セブン』で複数人の女性との交際が報道されました。しかも、麻央さんと愛を育んだ邸宅に連れ込んだとも書かれていましたからね」(芸能記者)
20年5月に開設された市川海老蔵公式YouTubeチャンネル〈EBIZO TV市川團十郎白猿〉は、登録者数が40万人に届こうかという人気チャンネルで、一時期は700本近くの動画が公開されていた。しかし、3月29日に124本が非公開になると徐々に閲覧できない動画が増え、現在は僅か21本に減少し、昨年9月28日の回が最後となっている。一時は登録者数が100万人に達するまで毎日投稿すると意気込んでいたが、何か裏でもあるのかと勘繰ってしまうが、果たして。
(所ひで/YouTubeライター)